韓流は世界進出加速も…J-POP国際化置いてきぼりの“元凶”

韓流は世界進出加速も…J-POP国際化置いてきぼりの“元凶”

「TWICE」 2019年3月30日東京ドームライブ(C)日刊ゲンダイ

人気K―POPガールズグループ「TWICE」の新曲「Fancy You」が22日に発売されることが明らかになった。さらに、TWICE初となるワールドツアーの開催も決定。ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴを含む全9都市で5月から始まる。

 また、4日には人気グループ「EXO」の弟分「NCT127」が米国のレコード会社と契約した。

「韓流アーティストの米国進出が後を絶ちません」と、日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏がこう続ける。

「昨年から活躍している『BTS』と『BLACKPINK』を含め、韓国4大芸能事務所に所属するグループが米国進出を果たしました。K―POPが受け入れられるようになった米国でガンガン稼ぐ目論みでしょう」

 今後はBTSの弟分「TXT」をはじめ、TWICEの妹分「ITZY」も米国進出予定といわれている。一方、国内に目を向けると、日本を代表する“ジャニーズ”や“坂道AKB”などの海外進出先は、アジア圏がメインだ。

「EXILEなどが所属するLDHは世界展開を進めていますが、韓国勢の後塵を拝しています。元凶は、海外進出に積極的ではないテレビ局だと思います。韓国では音楽番組が毎日のように放送される。終了後にはユーチューブのK―POPチャンネルで配信され、世界中の人が見ます。しかし、日本は国際化が進んでいません。年末の『紅白』や『レコード大賞』でさえ、いまだに海外メディアからの取材を断っている。日本のテレビ局が気にしているのは視聴率とスポンサーだけのようで、残念です」(吉岡斗志氏)

 超高齢化社会では若者文化の市場が小さくなることが懸念される。ネットの普及で世界が身近になっている今こそ、売り出し方を考える時だろう。このまま国内向けの戦略が続けば、将来どうなるのか。

「内需だけでやっていると、世界的に見て10年、20年後にはJ―POPは置いてきぼりになっているかもしれません。地下アイドル的な存在になり、メジャーどころはK―POP一辺倒になる可能性が高い」(吉岡斗志氏)

 “島国根性”を捨てないと、世界で通用する日本のアーティストの足を引っ張りかねない。

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