ピン芸人せつこ語る 貧乏バイト時代と夫ゆるえもんとの結婚生活

ピン芸人せつこ語る 貧乏バイト時代と夫ゆるえもんとの結婚生活

せつこさん(C)松竹芸能

【役者・芸人「貧乏物語」】 せつこ(37歳)

「二の腕パンパンおじさん」などキャラネタでジリジリと人気の女芸人・せつこさん。夫がこれまた派手なピン芸人・ゆるえもんであることから、話題の芸人夫婦だが、夫の手料理で節約できたかと思えば、アイドルヲタぶりに困惑したり……。

  ◇  ◇  ◇

 10年以上前に大分から上京して、新卒でプログラミングの仕事に就職したけど、上京した理由は芸人になりたかったから。お笑いの養成所に入るお金を貯めるため、3年間働き、家賃3万5000円くらいのメチャ古いフロなしアパートに住んで節約してました。銭湯やコインシャワーに行くお金もない時は台所の流しで頭を洗ってましたねぇ。3年で100万円貯まったところで、会社を辞め、それからは養成所に通いながらバイトの日々。コールセンター、マンガ喫茶、スーパーの品出し。スナックのバイトに体験入店した時はママさんに「アンタ、足が太いからダメよ」とすぐクビにされました。

 養成所に1年間通った後、あるネタ見せの場で、夫になる“ゆるえもん”と出会いました。その半年後には付き合い始め、その半年後に同棲を始めて。どちらも派手なネタをやるピン芸人なのに、どちらもネクラで、どちらもプログラミングができてネットばかりやっているから、性格も趣味もピッタリ合った(笑い)。当時からスカイプで話してましたよ。

■オーディションには自転車で

 ゆるえもんがカレーとかパスタなどご飯を作ってくれるので、食費は浮いて助かりましたね。私はオーディションや仕事に行く電車代を浮かすために10キロ圏内なら自転車で行きました。雨の日はかっぱ着て、こいで。

 でも、お互いネタにお金がかかる。ゆるえもんはモニターにお金を使ってますし、私は小道具や衣装に。なるべく安い店で買い、服は先輩にもらってました。女芸人は先輩から後輩へ服や化粧品をあげることが多いんですよ。女芸人じゃないけど事務所の先輩のよゐこの濱口(優)さんは後輩に服をあげる方です。私もサイズが合う服をもらっちゃいました(笑い)。

 それから女芸人はライブでお客さんから差し入れをもらうことが多い。私はファンがいないからもらえないので、人気の女芸人の差し入れを頂いて、ご飯の代わりに食べてました。私はなんでもらえないんだろう。悲しいっス。

 結婚することになったのは2年ほど前、私が出させてもらっていた「有田ジェネレーション」(TBS系)にゆるえもんがゲストで出た時、サプライズ的にプロポーズしてくれて。プロポーズって感動的なものだと思っていたのに、番組中だから笑いが起きて、まったく感動的じゃなかったです。

 同棲生活が長かったので、結婚しても生活はあまり変わらないけど、夫は昔からアイドルヲタで部屋にアイドルグッズがたくさんあって、お金かけすぎなので、ちょっと減らしてほしい。

 例えばアイドルハンガー。真ん中の上部にアイドルの顔があって、服を掛けるとそのアイドルが自分の服を着ているみたいに見えるんです。それからアクリルでできてるアイドルスタンド。私と一緒に外食してる時に小さなアイドルスタンドを持参して写真を撮って、「アイドルと一緒にお出かけしたよ」とツイートしてたんですよ。「私とご飯行ってるのに、なんだかなぁ……」と思います。

 今後の目標は、仕事面ではもっと頑張って売れたいです。プライベートでは、できればゆるえもんにもう一回ちゃんとプロポーズをしてほしいです(笑い)。

(聞き手=松野大介)

▽本名=永田摂子 1982年1月、大分県出身。2011年からピン芸人・せつことして活動。番組の企画を通して、ピン芸人・ゆるえもんと結婚。「二の腕パンパンおじさん」などキャラネタで人気上昇中。

関連記事(外部サイト)