65歳のジャッキー・チェン “老けメーク”で挑んだ新境地

65歳のジャッキー・チェン、「ザ・フォーリナー/復讐者」で復讐に燃える父親役に

記事まとめ

  • 今月65歳となったジャッキー・チェン、「ザ・フォーリナー/復讐者」で新境地に挑む
  • ピアース・ブロスナン共演で、ジャッキーはテロで最愛の娘を失い復讐に燃える父親役に
  • 「007」シリーズのマーティン・キャンベル監督は、心の葛藤を描きたかったと語った

65歳のジャッキー・チェン “老けメーク”で挑んだ新境地

65歳のジャッキー・チェン “老けメーク”で挑んだ新境地

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今月7日に65回目の誕生日を迎え、“前期高齢者”となったジャッキー・チェン。5月3日公開の主演映画「ザ・フォーリナー/復讐者」(ツイン配給)では、コメディータッチの笑顔キャラは完全封印、新境地に挑んでいる。

 ジャッキーは、ロンドンで発生した無差別テロによって最愛の娘を失い、復讐に燃える父親という役どころ。北アイルランド内の宗派による対立をベースに描かれ、テロへの関与が疑われる政治家に近づき、思いを遂げようとするのだ。

 ただ、スクリーンに映るジャッキーの顔はしわくちゃだ。往年のアクションスターも老けたものだと思わせるが、これ、わざわざオールド・メークを施したのだという。

 マーティン・キャンベル監督(75)は、「ジャッキー自身は45歳に見えるからだよ」と振り返る。

 北アイルランド紛争は1998年に和平合意が結ばれたが、先日もカトリック系過激派アイルランド共和軍(IRA)から分離した新IRAによる暴動が起こったばかり。ニュージーランド出身で英国在住歴もあるキャンベル監督も、悲惨な状況を目の当たりにした経験があるそうだ。それをエンターテインメントで描くことについては、並々ならぬ決意があった。

■ボンド役もアリ?

「現在公開される映画にはテロリズムを題材とした作品が多いと感じませんか?たとえば、ジェームズ・ボンドもそうだよね。でも、いずれもテロリズムの是非について観客に問いかけているとは限らない。現実に起こる悲惨な現状から目を背けることはあってはならないけれど、僕が本作で描きたかったのはテロリズムそのものではなく、あくまで人間ドラマ。ジャッキーと、彼と対峙するピアース・ブロスナンの心の葛藤なんだ。2人はその期待に応えてくれたよ」

 過去に「007/ゴールデンアイ」や「007/カジノ・ロワイヤル」のメガホンを取ったキャンベル監督。6代目ボンド役のダニエル・クレイグ(51)は今年11月公開予定の最新作で、同シリーズを引退するといわれている。もしも監督がふたたび手がけるとしたら、ジャッキーのボンドはあるだろうか。

「さすがに見た目年齢45歳でも難しいだろうね。だって、ボンドは英国人でエージレスじゃないとだめだから(苦笑い)」

 また特殊メークを施せばいいのでは。

「ハハハ、それはナイスアイデアだね」

 えっ、ひょっとしたらひょっとするの?

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