沢尻エリカ「復帰」の足音は本物か…拭いきれない“エリカ様”負のイメージに疑心暗鬼広がる
2023年11月21日 14時00分日刊ゲンダイDIGITAL
(沢尻エリカ(C)日刊ゲンダイ)
薬物逮捕での有罪判決から約4年、沢尻エリカ(37)の復帰劇が話題だ。所属事務所のエイベックス社内からは「クビにしたほうがいいのではないか」との声もあったそうだが、松浦勝人会長(59)らがかばい続けてきたという。そして来年2月、舞台「欲望という名の電車」での復帰が発表されたのである。
その役どころは上流階級出身ながら、落ちぶれてしまった未亡人。ドラマ「1リットルの涙」では難病の少女、映画「ヘルタースケルター」では全身整形スター、映画「新宿スワン」では薬漬けの風俗嬢を演じてきたのが沢尻だ。
復帰作もラストで精神が崩壊するという難役だそうだが、自信を持って取り組んでいるのかも知れない。だが、デイリー新潮は「今後は厳しい」と言われているとして、芸能界もコンプライアンス重視となっている現状ではテレビ地上波を中心にハードルが高いと報じた。
そもそも、沢尻は2020年1月の初公判で、女優復帰は「考えていない」と、引退を明言していた。事件での多額な賠償金などを抱えているとみられ、本人は反省しているそうだが、なにしろ再犯率の高さで知られる薬物事件である。「本当に更生したのか」と疑心暗鬼な関係者は少なくないのではないか。
「振り返れば、オファーを出すことに二の足を踏むようなエピソードがわんさかあります」と、女性誌の芸能ライターはこう言う。
「薬物だけじゃなくて酒がらみでも、朝まで飲み明かして気がついたら病院だったとか、道でそのまま寝てしまったといった類いのエピソードが少なくない。通っていたクラブでの騒ぎぶりといい、かつてのエリカ様は凄かったものです」
■「私のコメディーセンスとこの脚本にズレが…」
放送作家の鈴木おさむ氏(51)は08年、脚本を手掛けた映画「ハンサム★スーツ」でのエピソードをこのほど明かしている。脚本を読んだ沢尻が「面白い」と言っていると聞いて、ヒロインを沢尻で進めていたところ、撮影2カ月前になって「台本で思うことがあるから会いたい」と沢尻から呼び出された。
そこで監督、プロデューサーと3人で会いに行くと、笑顔もなく座っていて、こう言われたのだという。「私のコメディーセンスとこの脚本にズレが出てきた」と。プロデューサーらの説得にも反論するばかりで、結局断ってきたそうだ。
映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で腕組みし、司会者の質問に「別に」などと、ふてくされた態度をとりバッシングされた当時のことらしい。本人は後年、「ちょっとどっかおかしかった」と振り返っているようだが……。この頃、前出の女性誌ライターはバンで張り込み中、沢尻がつかつかと歩み寄ってきて、スライドドアをガラッと開けるなり、こう怒鳴られたそうだ。
「ちょっとアンタたち、なに勝手に撮ってんのよ! 分かってんだからね! 警察呼ぶよ」
罵倒し続ける沢尻に「狙っていたのはあなたじゃありません」と告げる間もなく、謝罪して現場を去ると、バックミラーには腕を組み、にらみつける沢尻の姿があったという。
その沢尻には現在、新恋人がいて、写真誌「フラッシュ」が直撃取材すると、「エリカはだいぶ変化したと思います」と答えたそうだ。どこがどう変化したのか、エリカ様の復活劇はホンモノか見モノである。
この写真を見ただけでも、「再生」ではなく「再発」していることが伺える。
1> いやあ適確な指摘でござんすね。でも、それじゃあ研ナオコさんに失礼なんじゃござんせんか?
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