“有働zero”に完敗…小川彩佳アナ「NEWS23」はホロ苦の船出

小川彩佳アナ初登場「NEWS23」の平均視聴率は裏番組「news zero」に敗北

記事まとめ

  • テレビ朝日を退社した小川彩佳アナウンサーが3日、TBS系「NEWS23」に初出演した
  • 平均視聴率は4.3%で、有働由美子アナが出演する裏番組「news zero」の9.6%に敗北
  • 同番組には小川アナのほか、山本恵里伽アナ・井大裕アナ・星浩氏らが出演する

“有働zero”に完敗…小川彩佳アナ「NEWS23」はホロ苦の船出

“有働zero”に完敗…小川彩佳アナ「NEWS23」はホロ苦の船出

まだまだこれから(C)日刊ゲンダイ

テレビ朝日を4月に退社したフリーの小川彩佳キャスター(34)が、3日放送の「NEWS23」(TBS系)に初登場。番組冒頭、純白のスーツに身を包んだ小川アナは、緊張の面持ちで以下のように挨拶した。

「今やスマホで、どこでも誰でも簡単に、あらゆる情報にアクセスできる時代となっていますけれど、そんな時代に、このようにテレビをつけて『NEWS23』をのぞきに来てくださっているみなさんと、私自身も一緒に、考え、感じ、気付き、そして触れる。ネットを見ながらでもいいですし、晩酌しながら、また半分お布団に入った状態でもいいです。一緒にこうしてつながっていられる、そんな1時間を毎晩持てたらと思っております。今夜からどうぞよろしくお願いいたします」

 サブキャスターはTBSの山本恵里伽アナ、スポーツは同じく石井大裕アナ、取材キャスターは、報道局の村瀬健介が担当。アンカーマンの星浩は続投する。

 この日のトップニュースは、元農水官僚が引きこもりの息子を刺殺した事件。「ネット社会の分断化」に関する特集では、小川アナがスマートニュースの創始者を訪ねインタビューする様子も放送された。また、筑紫哲也時代の名物コーナー「異論反論オブジェクション」も復活。職場の“ハイヒール強制”について街の意見が紹介されたが、それを受けてのスタジオトークはなかった。その後、スポーツ、天気予報と続いた。

 番組最後に小川アナは「今日は最後までご覧いただきましてありがとうございました。明日もよろしくお願いします」と、デスクにおでこがぶつからんばかりに深々と挨拶。心なしか目には涙が浮かんでいるようにも見えた。

■なぜ6月?

 注目の平均視聴率は4.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区=以下同)で、前任の雨宮塔子アナ(48)の最終出演日となった5月31日の4.1%より“微増”。ちなみにこの日、同じフリーの有働由美子がメインを務める裏番組の「news zero」(日本テレビ系)には9.6%とダブルスコアの完敗だった。放送ジャーナリストの小田桐誠氏は、今回の“リニューアル”についてこう語る。

「小川アナが『NEWS23』に6月から出演すると最初に聞いた時は、『番組改編期でもないのに何で?』と違和感を持ちましたね。それはともかく、正直なところ、今の時代、かつて久米宏さんや筑紫哲也さん、小宮悦子さんが活躍していた頃のように、メインキャスターの個性だけでニュース番組を選ぶ時代ではなくなっているような気がします」

■メインキャスターは“小粒化”

 とはいうものの、やはり「好感度」は大切で、小川アナも星浩アンカーもその点ソツはないのだが、番組が選ばれる理由は、それだけではないという。

「かつてに比べて、メインキャスターの個性が薄れて“小粒化”しているのは否めませんから、メインだけでなく、リポーターやゲストコメンテーターなどの総合力で番組をブランディングしていく必要があるかと思います。どういう化学反応が起きるのか期待感を持たせて欲しいですね。ただ『NEWS23』に関しては、やはり筑紫さんのイメージが強いので、番組名を変えるくらいの大胆な改革があってもよかったと思いますね」(前出の小田桐氏)

 ともあれ古巣を飛び出し、ライバル番組のメインに納まった小川アナ。挑戦はこれからだ。

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