大御所にも物おじしない 「尼神インター」は押しの強さが武器

大御所にも物おじしない 「尼神インター」は押しの強さが武器

尼崎インターの狩野誠子(左)と鹿島渚/(C)日刊ゲンダイ

 今春、念願の東京進出を果たした女性漫才コンビ「尼神インター」がバラエティー番組を席巻している。

 ボケの誠子(28)が大御所女優に暴言を吐いて「テングになってるんちゃうか!」と怒鳴られるわ、女だてらに平然と服を脱いだりすれば、ツッコミの渚(33)も負けじと爆笑の太田など先輩芸人に平気でケンカを売ってみたり。そんな物おじしない押しの強さが大受けで、「さんまのお笑い向上委員会」(フジ系)など次々と出演オファーを受けている。

 バラエティーだけではなく、イベントにも引っ張りダコ。飲料メーカーの新商品発表会や、映画のイベントなどでは得意の勘違いイイ女ネタで話題をさらってしまう。例えばヒット中の映画「ワンダーウーマン」のイベントでは誠子が「今好きなのは高橋一生さん。1回会えば、惚れさせられる自信がある」とイイ女ぶると、案の定、翌日のスポーツ紙はこれを見出しに取り上げるという具合。もちろん、本業の漫才やコントにも積極的に臨んでおり、8月には東京進出後初の単独ライブも敢行した。

「人気の秘密はトーク番組などで積極的に絡んでくるところ。大阪のガツガツぶりを発揮しているのに、不思議なことに嫌みがない。東京に進出してすぐに月収が倍になったとバラエティーで告白していましたが、今はもっと稼いでいると思います」(テレビ関係者)

 誠子は決まっていた大学進学を蹴ってNSC入り。一方の渚はNSCに入学するために5年間大工をして資金を貯めた。そんなハングリーさを今も失ってない。2人がコンビを結成したのは07年。頭角を現し始めたのは15年で、初めてM―1グランプリ準決勝進出したのを皮切りに、「オールザッツ漫才」優勝、ABCお笑いグランプリ決勝進出、上方漫才協会大賞話題賞など、いまやコンテストの常連だ。

「昨年臨んだM―1では、女性コンビ初の優勝を目指すと大きく出て、準々決勝止まりでしたが、優勝を狙える実力は十分ある。今年も当然エントリーしていますが、目標は『とにかくファイナル進出』とトーンダウン。当然、今年からスタートする女芸人ナンバーワンを決める『THE W』にも出演するでしょう」(お笑い関係者)

 21日には東京・シアターモリエールで行われるM―1グランプリの予選1回戦にエントリーしている2人。果たして、ファイナル進出への好スタートを切れるか。

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