ネットに活路? 元SMAP3人「ファンクラブ開設」の狙いと勝算

ネットに活路? 元SMAP3人「ファンクラブ開設」の狙いと勝算

ジャニーズ事務所(写真)を離れ再始動/(C)日刊ゲンダイ

「狙いは何なんだ」「勝算はあるのか」と、芸能界全体がその動きを注視している。今月8日にジャニーズ事務所から独立した元SMAPの稲垣吾郎(43)、草g剛(43)、香取慎吾(40)が独立騒動を牽引した元チーフマネジャー飯島三智氏(59)と再合流。飯島氏が社長の新会社「CULEN(カレン)」での活動をスタートさせた。

 再出発の場所に彼らが選んだのが、インターネットテレビ局「AbemaTV」。同局史上初となる3日間生放送番組「稲垣・草g・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」への出演を大々的にぶち上げたのだが、大手プロの古参幹部はこう言っている。

「飯島組でやるんだという宣言と、ハデにやっていくというデモンストレーションだろうが、民放各局への出演も、大手映画会社の作品も、ジャニーズの息がかかって、まず無理。歌のCDを出すことはできなくはないが、3人そろって音痴ということで、これも消える。消去法でネットとなった可能性が高いし、その先も見えない」

■有料ファンクラブ開設で可能性は無限大

 3人は公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、動画配信、ファンクラブ、SNSも開始。10月16日から本格始動すると宣言している。その戦略について、ネットに詳しいマスコミ関係者はこんな見方をする。

「彼らのサイトでは有料ファンクラブ会員『NAKAMA』を国内外で募っています。初日にツイッターのフォロワーが10万人を超えていますが、入会金1000円、年会費4500円(いずれも税込み)に仮に10万人が入ったとして、入会金1億円のほか、毎年4億5000万円もの年会費が入ってくることになる。事務所運営費もマネジャーの給料も払えないと一部で囁かれていますが、これだけあれば、運営費なら全く問題ないばかりか、コンテンツの制作費にも充てていけます。

 SMAP時代、彼らの有料ファンクラブ会員といえば、コンサートのチケットが入手しやすいというのが最大の売りでした。今回、ファンクラブの会員になったことで、どんな特典を提供するのかが、最も注目すべきところ。例えば嵐のワクワク学校のように、彼らならではの代表的なシリーズコンテンツを持ち、その会員なら双方向性で彼らと交流していけるといったものであれば、ファンならば多くが興味を持つでしょう。その先が見えないどころか可能性は無限大ですよ」

 成功すれば日本芸能界に風穴をあけることもできそうだが、どうなのか。芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。

「3人のジャニーズ退所に際し、ジャニー喜多川社長はこんなコメントを発表しました。『3名が自分達の決意で異なる道を歩み始めますが、どこにいようとも、又どのような立場になろうとも、彼らを想う気持ちに変わりはありません。長年に渡って頑張ってきてくれた3人ですので、これからも沢山の人々に感動と幸せを届けてくれることと確信しています』と。極めて異例のことでした。極めて異例だけに、今後も異例となり、本当に未知数だと思いますよ」

 さて、“ポストSMAP”3人組は生き残れますかどうか。

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