前澤友作氏「ひとり親支援基金」“仕事の早さに”当選者も困惑…政府とは大違い

前澤友作氏の「ひとり親基金」に当選したシングルマザー 「まさか自分が」と困惑

記事まとめ

  • ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏が創設した「前澤ひとり親基金」
  • 当選したシングルマザーは「まさか自分が」「正直、信じられない」と語っている
  • 16日夜に「当選」のメールが届き、18日夜には入金完了のお知らせが届いたという

前澤友作氏「ひとり親支援基金」“仕事の早さに”当選者も困惑…政府とは大違い

前澤友作氏「ひとり親支援基金」“仕事の早さに”当選者も困惑…政府とは大違い

デキる男は違う(C)日刊ゲンダイ

「まさか自分が選ばれるとは思ってもいませんでした。正直、信じられなくて、いまだに騙されているかもしれないって半信半疑なんですけど……」

 ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(44)がぶち上げた「前澤友作ひとり親基金」。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に陥った母子もしくは父子のひとり親1万人に、抽選で現金10万円を配布する目的で創設されたものだ。冒頭の発言は、これに当選した関東在住のシングルマザー、A子さんである。

 同基金は前澤氏が5月10日(母の日)に自身の公式Twitterにて告知をスタート。きっかけは今年1月、100万円×1000人にプレゼントする「前澤お年玉」企画を行った際、#KuToo署名を発信するグラビア女優の石川優実らから、「シングルマザーにこそ100万円をあげて欲しい」といった声が上がっていたことだ。これに同調していた前澤氏が、ひとり親を対象者とする基金を創設、有言実行した格好となった。

「基金の存在は友人に教えてもらいました。応募が始まった当初は、前澤さんのTwitterをフォローしリツイートすることが条件だったので、その煩わしさから応募しなかったんです。でも、翌日5月11日からTwitterのフォローもリツイートも不要と告知されたと聞き、だったら応募してみようかなと思ったんです」(前出のA子さん)

 応募総数は44万7159件。全国の母子・父子家庭は141.9万世帯(2016年度)だから、ひとり親のおよそ3分の1が応募したことになる。さすが絶大な発信力を誇る実業家のTwitterだ、影響力には驚かざるを得ないが、18日付の前澤氏のTwitterを見ると〈当選者の中に、大変残念なことにひとり親を偽装し、証明書類を偽造してまで10万円を受け取ろうとする人がいます〉とつぶやいている。どうやら冷やかしや虚偽の応募もあったようだ。

 基金の申し込みフォームには年収、雇用形態、ひとり親になった理由、再婚の可能性、養育費の現状、ローンや取材の有無などのほか、前澤氏へ伝えたいことが書ける欄も設けられていたという。

 A子さんのもとには、16日夜に「当選」を知らせるメールが事務局から届いたという。児童扶養手当受給証明書、ひとり親家庭医療証、戸籍謄本のいずれかの書面を撮影、もしくはスキャンして返信するように明記されていたそうだ。

「国への給付金や手当などの申請には膨大な書類が必要で、とても面倒。それと比べたら前澤さんの基金は申請が簡単すぎるぐらい。だからこそ、かえって信じられなかったというか(苦笑)。メールで送られてきた銀行振込先記載のURLをクリックして、もし詐欺サイトに飛んだらどうしようってドキドキでした」(A子さん)

 ビビりながらも手続きを済ませたA子さんのもとには基金創設の告知から8日目の18日夜、「〇〇さん(A子さんの氏名)、ご当選ほんとうにおめでとうございます!いっしょに頑張りましょうね!」といったメッセージとともに、入金完了のお知らせが届いたという。女優・剛力彩芽(27)と5カ月足らずで復縁報道の出た御仁は、後手後手の対応が批判される安倍政権と違って、何事も手早いようだ。

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