「香水」再生1億回超えで瑛人が紅白内定 サブスク音楽はなぜ人気?

「香水」再生1億回超えで瑛人が紅白内定 サブスク音楽はなぜ人気?

瑛人「香水」/(C)Official Music Video

シンガー・ソングライターの瑛人(23)が年末の「第71回NHK紅白歌合戦」の初出場に内定したことが14日、スポーツ紙で報じられた。

 瑛人はインディーズの新人。昨年4月にリリースした「香水」のYouTube再生回数は1億回超え。TikTokやインスタグラムなどで「歌ってみた」動画をアップするなど若者の間で拡散、お笑いコンビ、チョコレートプラネットがミュージックビデオ丸パクリ動画を制作して話題に。アルバイトをしながらプロを目指すごく普通の青年が“いきなりバズった”というサクセスストーリー。昨年、サブスクリプション(定額聴き放題)で爆発的人気を誇ったOfficial髭男dism、King Gnu(キングヌー)に続き、紅白側の期待値は高い。音楽評論家の富澤一誠氏がこう言う。

「黒バックに本人と女性ダンサーのシンプルな画面構成が目を引き、聴いてみると香水の名の“ドルチェ&ガッバーナ”というフレーズがアクセントになっていて、関心を集める要素がいくつも詰まっている。発信元にチャンスが等しく与えられ“実力さえあれば評価される”サブスクリプションならではの成功手法。音楽業界も業界発信型から、視聴者主導型に変化しています」

 いわばグルメ雑誌が“行列のできる店”を追いかけるように発信手法がレコード会社主体から視聴者主体に変化した。その他サブスクの注目アーティストには、小説を基に音楽を制作する男女ユニットYOASOBI、NHKの「みんなのうた」で「答えを出すのだ」を放送中の男性2人と女性のトリオ、アイラヴミーなどがいる。

「YOASOBIは若者に人気の小説と映像と楽曲の融合という新しさがあり、アイラヴミーの『答えを出すのだ』は、他人に頼らず自分で答えを出す、というコロナ禍に向けたメッセージ性があります」

 とはいえ音楽業界関係者ですら、なぜ売れているのかヒットの予測はつかないのだとか。結局“ネットでウケている”が今一番の説得力なのだ。

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