週刊文春「声優」狙いまくり 「うちがやるべき」と豪語の理由

週刊文春「声優」狙いまくり 「うちがやるべき」と豪語の理由

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「文春砲」が、声優へ立て続けに火を噴いている。2017年7月20日発売号の週刊文春で、トップ声優の浪川大輔さん(41)の不倫を突いたかと思えば、22日にはウェブ版のみの記事として、「涼宮ハルヒの憂鬱」などの出演で知られる茅原実里さん(36)の交際をスクープした。

なぜ、声優たちを文春は狙うのか。

茅原実里さんの「熱愛」ウェブ限定で

週刊文春デジタルによるニコニコ生放送「文春砲Live」が22日夜、番組の「独自スクープ」として公開したのが、声優の茅原実里さんの一般人男性との「熱愛」だ。

茅原さんはアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」(2006年〜)の長門有希役で知られ、歌手としてもオリコン週間チャートでのベスト10入りを複数回果たしている。茅原さんはこの日のうちにブログを更新し、

「今日の夜、とある媒体で私の情報が取り上げられました。配信されていた内容の通りで、私は今一般の方とお付き合いをさせてもらっています。正直、ファンのみんなにこういう形で自分の情報が伝えられてしまったことに対しては残念な気持ちでいます。驚かせてしまって本当にごめんなさい」

と交際の事実を認めた。

文春は20日に誌面で、やはり声優の浪川大輔さんが一般女性と不倫関係にあった、との記事を掲載したばかりだ。また2016年11月には、やはり「文春砲Live」で、「ラブライブ!」西木野真姫役・Pileさん(29)の「デート」、また17年2月には小野賢章さん(27)・花澤香菜さん(28)というトップ声優同士の「同棲」を報じている。

読者層の違いもあり、こうした声優がらみの「スキャンダル」が、週刊誌をにぎわせることは珍しい。文春にしても、これらの話題は基本的にウェブ媒体がメインで、浪川さんの不倫も、オンライン版では動画なども交えて大々的に掲載されたものの、本誌では「ワイド特集」の一ネタに過ぎない。

とはいえ、文春砲の声優への「狙い撃ち」は、他の週刊誌と比べても突出している。

他の出版社はなかなかやれない?

こうした文春の「声優シフト」はツイッターでも話題になっており、

「俳優とかがガード固めだしたから比較的緩そうな声優狙いに切り替えたとかそんなんかね?」
「文春砲が声優に照準を当てただと...?? やめてくれほんまに...」

といった声も上がる一方、

「声優のスキャンダルを出せばSNSのトレンドに入って週刊文春について言及したPOSTが毎回伸びるんだから普通に狙い通りいってるでしょ」

というように、ツイッターなどでの「拡散力」を狙った戦術なのでは、との指摘も少なくない。

当の文春側は、上述22日の「文春砲Live」でこの件について、担当記者の「スズキ」氏が言及している。

理由として挙げたのは、人気の拡大はもちろんのこと、「他の出版社がなかなかやれない」ということだ。アニメの制作には、原作漫画・コミカライズなどの刊行元として、出版社が参加しているケースが多い。そのしがらみから、漫画に強い出版社では、声優ネタがやりにくいはず――ということで、「ちょっとこれはうちがやるべきなのでは」という考えに至ったという。

番組内で「スズキ」氏は、ファンの「ピュアな」期待に反し、声優の世界も「実際取材していくと、結構違うんだよね」と覆面越しにニヤリ。声優たちは、当分身辺に気を遣うことになりそうだ。