共産・志位氏、香港問題への茂木外相答弁を非難 「こんなだらしのない態度でいいのか」

日本共産党委員長の志位和夫氏が14日(2019年11月)にツイッターを更新し、外交防衛委員会でおこなわれた茂木敏充外務大臣の答弁を厳しく批判した。

志位氏は

「今日の参院外交防衛委員会の質疑で、茂木外相は、香港問題への対応を問われ、『抗議デモ、香港政府、中国政府のいずれかに偏った発信はプラスにならない』と答弁した。人権侵害に対して抗議しないという表明にほかならない。こんなだらしのない態度でいいのか。言うべきことをきちんと言うべきです」

と、斬り捨てた。

茂木外相は14日の参院外交防衛委員会で、香港情勢に関する外務省としての情報発信の在り方について、佐藤正久参院議員(自民党)から質問を受けた。茂木氏は「昨今の香港情勢につきまして、デモ隊と警察の衝突が長期化し、エスカレーションしています。多数の負傷者が出ていることを大変憂慮しております。時勢と平和的な話し合いを通じた解決を関係者に求めるとともに、事態が早期収拾され、香港の安定が保たれることを強く期待しております」とした上で、

「おそらく日本のハイレベルが、この問題に対して、たとえば香港であったり、デモ隊であったり、香港政府、中国、どちらかに偏った発言をすると、平和的な解決に向けて本当にプラスになるのだろうか。こういったことを考えながら対応する必要があると思っていますが、その上で我が国として、一国二制度のもと自由で開かれた香港が繁栄していくことが重要だと考えています。この旨は今月4日に実施された李克強国務院総理と安倍総理の日中首脳会談、さらにご指摘いただいたような6月のG20大阪サミット、さまざまな機会、レベルをとらえて中国側に伝達してきております」

などと答弁している。

なお、日本共産党は「香港での弾圧の即時中止を求める」声明を同日に発表している。