年末ガキ使「情報ダダ洩れ」の意味は!? 次第に見えてくる「打倒紅白」の野望

年末ガキ使「情報ダダ洩れ」の意味は!? 次第に見えてくる「打倒紅白」の野望

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もはや今年も放送されることが既成事実化している「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」(日本テレビ系)の「笑ってはいけないシリーズ」について、「ダメ押し報道」が飛び出した。

2020年11月26日、「東京スポーツ」は、大晦日に放送される同番組について、「今年はGoToベガスだ」と、テーマがラスベガスであると断定調で報道。出演者のダウンタウン、月亭方正さん、ココリコの5人が巨大セットの中、笑いを取るべく奮闘すると伝えている。記事に対しては「やった!今年も観れる」といった番組の放送を喜ぶツイートが続々と上がっているが、その一方で「半分ぐらい渡部の報道でバラされてるの可哀想だろ」といった声も上がっている。

次々と飛び出していた、「番組がある」との報道

というのも、大晦日に放送されると目される今年の「笑ってはいけないシリーズ」については、いまだ制作発表が行われていない一方で、番組の内容についての事前報道が続々と行われる事態となっているのだ。先陣を切ったのは17日に発売された「週刊女性」(12月1・8日合併号)で、番組に「アンジャッシュ」の渡部建さん(48)が出演する、及び、その撮影日は18日であると報道。また、3日後の20日には「スポーツニッポン」が、渡部さんについて「年末特番で電撃復帰することが19日、分かった」とする記事を掲載したのだ。

また、これを受ける形で、11月22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、同番組でパネリストを務める「ダウンタウン」の松本人志さん(57)が「(報道を)無視するのもあれだし......」「『今年(も笑ってはいけないシリーズが)ある』って言ってしまってるようなもんやけど」としつつ、番組が放送されることを実質的に認めた。

さらに、24日発売の「FLASH」(12月8日号)が、恒例のバスのシーンに使われたとするバスの写真を掲載。当初ではバスのシーンは新型コロナウイルスの感染対策が難しいため見送られるとの見方もあったが、無事、例年通り、松本さんらが車内でロケを行ったと報じたのだ。

情報を小出しにすることで、関心を高めて...

これら、もはや制作発表なくして番組の概要が判明してしまった感のある2020年の同番組。昨年までは、それこそ、ロケに使われたバスの写真がツイッター上で拡散するといった「流出」はあったものの、番組の概要に関しては、例年12月上旬に行われる制作発表で判明するという、一応の「儀式」を通じて発表されていたのだ。だが、今年は例年に比べて事前報道が過熱しており、番組タイトルすら早々に判明。その情報の漏洩ぶりはすさまじく、まさしく「ダダ洩れ状態」だ。この違いは一体何を表わしているのだろう。

考えられることとしては、番組スタッフが例年になく「視聴率を取りに行っている」ということだ。つまり、渡部さんの出演をはじめ、番組の内容を少しずつ小出しにしていくことで番組への関心を高め、例年よりも高い視聴率を叩き出そうと考えているということだ。

というのも、2020年の「NHK紅白歌合戦」は史上初の「リモート紅白」として行われることがすでに判明しているが、この、「異例の」というか、本来の力を発揮できない紅白であれば、例年、視聴率で民放1位を獲得するも紅白の後塵を拝している「笑ってはいけないシリーズ」が、全局1位となる可能性がこれまでよりも高いとも考えられるのだ。その、「絶好のチャンス」に「ガキ使」のスタッフが気付いていないと考えるのは、ずいぶんと無理があることなのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)