東武鉄道、SL「火入れ式」=復活プロジェクト、来年夏に鬼怒川で雄姿

 SL復活運転プロジェクトを進める東武鉄道は12日、来年夏に鬼怒川線で運転を開始する蒸気機関車(SL)の「火入れ式」を南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)で執り行った。車両は、JR北海道で「SLニセコ号」として活躍したC11形207号機。ボイラーの一部「火室」に点火し、石炭を入れ、安全を祈願した。
 半世紀ぶりとなる東武のSLが雄姿を見せるのは、下今市−鬼怒川温泉駅間で所要時間は約35分。土日を中心に年間で最大140日(1日3往復)の運行を予定している。
 列車は、先頭のSLをはじめ、次に自動列車停止装置(ATS)を備える車掌車、その後に3両の客車が編成され、最後にディーゼル機関車が連結される。JR北海道より借り受けるSL以外は、すべて他のJRグループ各社より譲り受ける。
 今後、ATSを搭載するため、改修を行い、4月から試運転を始める。