ツーリズムEXPOジャパン、開幕イベント=東京・日本橋でパレード、くまモンも登場

 日本旅行業協会(JATA)と日本観光振興協会(日観振)が主催する世界最大級の旅行見本市「ツーリズムEXPOジャパン2016」の開幕イベントが22日、東京都内で開かれた。伝統芸能や郷土の祭りを国内外にアピールするパレードを東京・日本橋で開催。震災・観光復興を祈願し、熊本県の人気マスコットキャラクター「くまモン」をはじめ、東北や九州のご当地キャラも街を練り歩いた。

 JATAと日観振がそれぞれ展開してきた見本市を2014年に統合し、開催されてきたツーリズムEXPOジャパン。3回目となる今年は過去最大規模で、47都道府県、世界140カ国・地域の観光協会や旅行会社など1200を超える企業・団体が出展する。

 開幕を飾るパレードは小雨が降る中、日本橋周辺の道路を一部封鎖して実施された。ユネスコ無形文化遺産登録を目指す栃木の「鹿沼秋まつり 彫刻屋台」や東北三大祭りに数えらる秋田の「竿燈まつり」、熊本牛深の伝統芸能「ハイヤ祭り」などがパフォーマンスを披露。沿道に詰め掛けた観客は、その迫力に酔いしれていた。

 この日、旅行業界の発展・拡大に貢献した企業・団体を表彰する「ジャパンツーリズムアワード」も執り行われた。応募総数158件の中から大賞に選ばれたのは「官民協働での外国人観光客の誘致・受入」の取り組みが評価された飛騨高山国際誘客協議会。岐阜県の國島芳明・高山市長は、「各国、各都市からの目標となるような高山市であり続ける努力をしていきたい」と受賞の喜びを語った。

 開会式に先立つ会見で、JATAの田川博己会長は、「4年後のオリンピック、パラリンピックに向けた最初の重要なイベント。心を引き締めてしっかりと対応していきたい」と述べ、日観振の久保成人理事長は、「今回、観光立国から観光大国へのファーストステージとするべく官民で連携を一層強化し、計画を進めてきた。観光関係団体で、今まで以上に一丸となって頑張っていきたい」と語った。次回以降のイベントについて、来年は日本政府観光局が主催に加わり、19、20年はW杯ラグビー、東京五輪・パラリンピックの関係で東京以外の開催となることも発表された。

 見本市は東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれ期間は、9月23日から25日(23日は業界関係者・報道向け、一般公開は24日から)。開催時間は午前10時から午後6時まで(25日は午後5時まで)。入場料は大人1300円、学生700円。