SMAP紅白ラブコール裏に蠢くNHK籾井会長の真の目論み

 NHKの籾井勝人会長(73)の“異例”ともいうべき発言に注目が集まっている。先の定例会見で今年の大晦日に放送される『紅白歌合戦』について触れ、籾井会長自らSMAP出演に関し「当然、出てもらいたい」と熱烈ラブコールを送ったのだ。ところが、この発言が予期せぬ火種を生むことになったという。
 「アーティストを抱える一部の芸能プロやレコード会社から『不公平だ』というクレームがNHKに殺到しているんです。当然ですよ。『紅白』の出場枠は各社の争奪戦になっている。演歌歌手なんかは紅白に出場すれば1年間は地方営業だけで十分食べられる。さらに、CDの売り上げやコンサートの興行収入にも影響を与えます。NHKのトップである会長自らが、会見で特定のグループに出演を要望するなんてことは、公平を謳い文句にするNHKにとってはありえないこと」(音楽プロデューサー)

 まさか籾井会長が、1本3億円超えと言われる紅白歌合戦の番組制作費が国民から賄われていることを知らないわけがない。それでも、あえて公式会見でSMAP出場オファーをした理由は、いったい何なのか?
 「すべては番組の視聴率を上げるためです」と証言するのはNHK関係者。
 「『紅白』の視聴率アップにSMAP出場は絶対といってもいい。しかも、SMAPが出ればタモリも司会を受けてくれる。まさに一石二鳥なんですよ」

 籾井会長は常々、NHKの番組の視聴率アップを誘導し、民放を意識してきた。4月に行われた番組編成は『ブラタモリ』や『ためしてガッテン』などの人気番組をゴールデン&プライム帯に移したことで、平均視聴率を大幅にアップさせていたのだ。
 「NHKの番組視聴率が上がるということは、籾井会長の業績向上をアピールすることに直結するからです。視聴率を取っている=国民から支持されているということ。受信料を徴収する根拠にもなれば、国からもらう交付金、いわゆる税金の予算交渉がスムーズに進むのです」(NHK関係者)

 だが、籾井会長の本当の狙いは別にあるという。なんと来年1月に行われる会長選考で再選を狙っているというのだ。
 「任命権を持つ経営委員会は、7月に専門部署を設置し、人選作業を進めています。籾井会長は続投にやる気満々。3000万円超えの年俸が魅力なんですよ。また、最低3期務めれば叙勲の対象にもなる。かねてからの悲願である政界進出も容易になります」(テレビ事情通)

 SMAPが紅白に出場するのは大歓迎だが、籾井会長続投のために利用されるということは絶対にあってはならない。

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