各局が右にならえの大号令! テレ朝シニアドラマ大ヒットの異変

 倉本聰(82)が、シニア世代におくる昼ドラマ『やすらぎの郷(さと)』(テレビ朝日系)が大ヒットを記録している。同ドラマは、かつてテレビの黄金時代を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストなど、いわゆる“業界人”と称された人たちだけが入居できる老人ホームを舞台に、展開される人間ドラマだ。
 「出演者は石坂浩二をはじめ浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、草刈民代、五月みどり、常盤貴子、名高達男、野際陽子、藤竜也、風吹ジュン、松岡茉優、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭という豪華キャスト。視聴率も週平均で6〜8%台を取り、他の人気番組を押さえて、同枠トップになることも珍しくないんです」(キー局編成マン)

 この好成績ぶりに、テレビ朝日はさっそく金一封を制作スタッフに配布し、労をねぎらったという。もっとも、今でこそ大成功と報じられたシニアドラマ企画、テレ朝が最終的に採択するまでには数々の難問が立ちはだかっていたという。
 「局内を二分する大論争になりました。営業サイドは大反対だった。それでも最終的に今回のシニアドラマ企画にGOを出したのが、代表取締役会長の早河洋氏です。最後は“トップが言うんだからやろう”ということで一致団結したんです」(テレ朝関係者)

 ちなみに、気になる当ドラマの制作費だが…。
 「1本当たり2000万円弱。週で1億円。これが高いのかリーズナブルなのかは、半年後の視聴率を見ないとジャッジできない」(テレビ関係者)

 今回のドラマの快挙に触発されたのが日テレ、TBS、フジ、テレ東の4局だ。
 「局内に広告代理店やシンクタンクの協力のもと、60歳以上の視聴者を対象にしたテレビ企画プロジェクトを立ち上げたんです。この層は実は勝ち組で、お金を持っていますからね。スポンサーも簡単に集まったそうです」(テレビ事情通)

 テレビ界の未来を担うのは、シニア番組なのかもしれない。

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