わくわく地方競馬

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(提供:週刊実話)

春の訪れとともに、今年も「グランダムジャパン」の季節がやってきた。

 競馬にとって「牝馬」の担う役割は大きい。競走馬として活躍した後は、母馬として強い馬を競走界に送り出す。競馬の楽しみをより奥深いものとしてくれる牝馬たちの活躍の舞台を広げるとともに、魅力ある競走の実施によって牝馬競走をさらに楽しむ目的で創設されたのが「グランダムジャパン」シリーズだ。

 世代別に体系づけ、ポイント上位馬にボーナス賞金を授与。10年目となる今シーズンは、昨年度に引き続き計24レースが繰り広げられ、エクストラポイントなど新しい加算制度も設定された。最終戦までますます目が離せないグランダムジャパンだが、その第1弾となる3歳シーズンが、3月27日に浦和競馬『第65回桜花賞』で開幕する。

 関東オークス、東京プリンセス賞とともに南関東牝馬三冠の1つとして、南関東所属の3歳牝馬にとっては最初の目標となる競走でもあり、数々の名牝が栄冠を手にしてきた。

 桜花賞が行われる浦和競馬場は直線210メートルの小回りコース。ただでさえ先行馬が有利な傾向にある中、重馬場になると極端に時計が速くなり逃げ馬が断然有利になる。過去10年の逃げ馬の成績を遡ると、5勝、連対率8割、複勝率は9割を超える。人気薄が逃げ粘って穴をあけるケースも目立つ。

 直前に同じ浦和コースで行われるトライアルレース『ユングフラウ賞』との関連性を確認すると、過去10年でユングフラウ賞と桜花賞を連勝したのは’16年のモダンウーマンのみ。しかし、桜花賞3着以内30頭のうち20頭がユングフラウ賞出走組だ。浦和1600メートルはレースが始まるとすぐに4コーナーを回るという特殊なコース。まだまだキャリアの浅い牝馬たちだけに、コース経験の有無がキーポイントとなりそうだ。

 今年のユングフラウ賞は、ポットギル(大井)が優勝。2着トーセンガーネット(浦和)、3着マーチャンスルー(川崎)が桜花賞切符を手にした。

 ユングフラウ賞1〜4着馬の桜花賞の成績は【5・7・7・14】と、少差で負けた馬の一発逆転の可能性も十分あるから要注意だ。

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