矢沢永吉出演で再浮上を狙う日本テレビの悲しき視聴率事情

「今、日本テレビ内では手柄の奪い合いですよ。イベント事業のプロデューサーが『俺が企画した』と言えば、編成担当が『局内調整を行ったから成立した』と譲らない」(編成部幹部)

 視聴率三冠王に黄色信号が灯り始め、静まり返っていた日本テレビが久しぶりに沸いている。7月6日に放送される音楽大型特番『THE MUSIC DAY 2019 〜時代〜』の超スペシャルゲストに、“永ちゃん”こと矢沢永吉(69)の出演が決定したのだ。

 「矢沢は、2012年のNHK紅白歌合戦に出場し、生歌を披露して以来、テレビ番組には一度も出ていません。そもそも、矢沢はテレビなどのメディアに頼らなくても十二分にやっていけるだけのファン層を抱えているんです。日テレのキャスティングが事実だとしたら快挙としかいいようがありませんね」(芸能事情通)

 今回、日テレサイドが矢沢に支払うギャラだが…。

 「番組出演料は1000万円弱。天下の永ちゃんが、こんな額でOKするわけがない。日テレはグループ会社であるHuluで、全国ツアー『TRAVELING BUS 2017』日本武道館公演を5月に配信した。さらに特番のオンエア当日に、矢沢も『ONE NIGHT SHOW 2019』を幕張メッセで行う。その模様をHuluで独占生配信するんです。配信料などを含めると、総計1億円には達すると思います」(日テレ宣伝部関係者)

 出演料が他局と比較して、リーズナブルな金額を提示することで知られている日テレ。なぜ、永ちゃんの出演にこだわったのか?
「無敵と言われた日曜放送の『世界の果てまでイッテQ!』が、ヤラセやタレントのケガなどで『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に負け、このままだと視聴率低迷が避けられない事態に直面しているんです。そればかりか『イッテQ!』に引きずられるように『ザ!鉄腕!DASH!!』や『行列のできる法律相談所』の数字も落ち始めている。さらに、常に2ケタ台をキープしていた他の番組もシングルを出すようになった。視聴者離れが一斉に始まったわけです」(放送作家)

 『THE MUSIC DAY』は同局が『24時間テレビ』の次に看板番組と位置づける基幹番組。総製作費、計7億円以上も投入しているという。

 「今後、この『THE MUSIC DAY』を2時間の特番レギュラーとして、日曜日の19時〜21時までに編成する極秘プランが浮上しているんです。『イッテQ!』と『DASH!!』がいよいよとなった時の保険です。永ちゃんを出すことで幅広い年齢層の視聴者をキャッチしたいんです」(同)

 果たして永ちゃんは、日テレの救世主になり得る?

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