中島みゆきの『糸』も…楽曲の映画化がじわじわ増えている背景とは

中島みゆきの『糸』も…楽曲の映画化がじわじわ増えている背景とは

(提供:週刊実話)

中島みゆきの名曲『糸』に着想を得た映画、タイトルもそのままの『糸』が、来年4月に全国公開される。菅田将暉、小松菜奈がダブル主演を務める。

 平成元年生まれの男女が出会い、別れ、そして平成の終わりに再び巡り会う18年間を描く。菅田は北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く青年・高橋漣、小松は漣と運命的に出会いながらも、中学生のときに離れ離れになってしまう少女・園田葵を演じている。

 榮倉奈々、斎藤工、二階堂ふみ、松重豊、山口紗弥加ら豪華俳優陣が顔をそろえ、北海道をはじめ東京、沖縄、シンガポールを舞台にストーリーが展開。

「まさに縦の糸と横の糸が織りなす布のような作品になりそうです」(芸能記者)

 近年、楽曲をモチーフにした映画が多い。森山良子の『涙そうそう』(06年)、DREAMS COME TRUE の名曲『未来予想図』『未来予想図II』をモチーフにした『未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』(07年)、一青窈の『ハナミズキ』(10年)、中島美嘉の『雪の華』(19年)、GReeeeNの『愛唄』に着想を得た『愛唄−約束のナクヒト−』(18年)などだ。

「いろんなアーティストがカバーした名曲は、すでに多くの人に知られているので訴求力が強い。また最近多い漫画が原作だと、原作ファンがキャストと原作のキャラのイメージが違うとネットで炎上することも珍しくないですが、楽曲だとそれがないのが利点でしょうね」(同・記者)

 実は“楽曲映画”は昔からあった。美空ひばり主演『悲しき口笛』(49年)、舟木一夫主演『高校三年生』(63年)などがその例だが、そのころは歌手が主役を務め、主題歌を歌うという形だった。

 形は変わったものの、今後も楽曲モチーフの映画は増えていきそうだ。

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