わくわく地方競馬

わくわく地方競馬

(提供:週刊実話)

年に一度のダートの祭典・JBCが終わったばかりの地方競馬界だが、落ち着いてはいられない。

 年末の全日本2歳優駿や来年のクラシック戦線を見据え、2歳戦線はこれからが佳境だ。11月は、重要な2歳重賞が2鞍開催される。

 まずは26日の金沢競馬『第22回金沢ヤングチャンピオン』に注目したい。

 今年で22回目を迎える重賞競走で、距離は1700メートル。昨年は、後に高知優駿2着などで活躍したアイオブザタイガーが優勝。その他、様々な競馬場で多くの重賞タイトルを獲得したヤマミダンスなど、ここをステップに活躍した馬も多い。

 金沢1700メートルの特徴は、3コーナー奥にあるポケットからスタートし、スタート後107メートルで最初のコーナーに進入する点。最初のコーナーまでの距離は、地方競馬全コースの中でもトップクラスの短さで、コースの形状だけでいえば圧倒的に内枠の先行馬有利だ。そのためか1年間で使用される回数が30鞍前後と非常に少なく、若駒や若手騎手であればあるほど経験値が足りずに不利になることが多い。

 短い先行争いで先手を奪えるスタートの上手さとダッシュ力、1700メートルをこなせるスタミナ、そして、コース特徴を把握しているベテラン騎手の存在が、勝敗の鍵となりそうだ。

 そして、翌27日の『第21回園田ジュニアカップ』(JpnⅡ)が続く。

 優勝馬には、後にJBCスプリントのタイトルを獲ったスーニやニシケンモノノフ、地方馬の女王として一時代を築き上げたラブミーチャン、数々のタイトルを手にしたケイアイレオーネなど、JRA・地方馬問わず、時代を駆け抜けた名馬の名がずらりと並ぶ。

 過去10年を遡ると、JRA勢7勝に地方勢3勝とJRA勢が優勢。だが、今年はエーデルワイス賞(JpnⅢ)のワンツーコンビ、コーラルツッキーとアザワク(ともに北海道)、平和賞を勝ったヴァケーション(川崎)、鎌倉記念で強い逃げ脚を見せデビューから無傷の4連勝を続けるインペリシャブル(川崎)など、地方勢もなかなかの顔ぶれがそろった。ラブミーチャンに続く地方馬のスター誕生の瞬間を期待しよう!

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