名取裕子「伝説の美乳」フルヌード濡れ場全集

名取裕子「伝説の美乳」フルヌード濡れ場全集

(提供:週刊実話)

名取裕子(62)といえば、テレビのドラマシリーズ『京都地検の女』(テレビ朝日系)、『法医学教室の事件ファイル』(同)などのサスペンス物でヒロインを長年務め、息の長い人気を誇る美人女優として評価が定着して久しい。

 3月に終わったばかりのドラマ『10の秘密』(フジテレビ系)では、主役の向井理の母親役を手堅く演じていたように、すでに還暦を超えたせいか、すっかり安定路線となっている。だが、若い頃にはエロスも惜しみなくふりまく演技派セクシー女優として大いに鳴らしたものである。

「ぽってりとした唇がエロくて、若い頃は脱ぎも意外や意外、大胆でした。それなのに、青山学院大学文学部日本文学科卒の才媛で、そのギャップが男心をくすぐる“いい女”でしたね。完脱ぎしてくれた『序の舞』(’84年)や『吉原炎上』(’87年)などの代表作での艶姿に、フル勃起して見たものです」(名取裕子ファン歴40年の本誌デスクA)

 そんな名取の経歴から紐解いてみよう。

 1957年8月18日、神奈川県横須賀市生まれ。青山学院在学中に、東宝とカネボウ化粧品が提携した『ミス・サラダガール・コンテスト』に応募、次点(優勝者は古手川祐子)となり、これをきっかけに芸能界入り。

 ’77年、ドラマ『おゆき』(TBS系)のヒロインに抜擢され“女子大生女優”として脚光を浴びる。’79年、『3年B組金八先生』(同)で美術担当のマドンナ女教師・田沢悦子役を演じ、お茶の間の人気、知名度も定着していった。

「そんな彼女が女優として開眼したのが、’84年の宮尾登美子原作の『序の舞』でした。明治時代の女流画家、上村松園をモデルに、波乱の時代を生きた女性の強さと哀しみを描いた力作。大胆な濡れ場も辞さずの熱演で、これが記念すべき名取の“初脱ぎ”となりましたね」(映画リポーター)

 確かに、それまで『3年B組金八先生』での美人教師役など、清楚な知性派女優のイメージだった彼女が、ここまで脱ぐか、というほどの濡れ場描写…。その大胆さにはファンならずとも驚嘆したものだ。

 幼年から絵の才能に恵まれた津也(のちの上村松園)は著名な松渓塾に入り、主宰する高木松渓(佐藤慶)にある夜、料亭に誘われる。
「こんなにべっぴんさんになって」

 と褒めちぎる松渓は、今後、目をかけると約束し、さりげなく春画を見せる。驚いて場を去ろうとする名取を意地悪く通せんぼ。そして、強引に着物の胸元に手を入れると、あっけないほど乳房があらわになる。
「名取裕子初脱ぎ! の瞬間でしたからね。こっちは心の準備がなくてハラハラしたことを思い出しますよ(苦笑)。露出したその乳房は、決して巨乳とは言えませんが、大きからず小さからずと言うか、ちょうど男の掌にすっぽりとおさまるぐらいのボリューム。乳房の大きさでいえば、Dカップ美乳でした」(前出・名取ファンの本誌デスクA)

 乳房を吸われる名取は恥じらいながらも、わななき、身をよじり、「ああっ」と口を半開きにして、老練な中年男のテクニックに翻弄されながらも耐える。その姿が艶っぽい。そして、目のふちからは滲むものが…それは歓びの涙なのか、哀しみの涙なのか。
「相手は、邦画の本格的ハードコア映画『白日夢』(’81年)で愛染恭子とからんだり、“本番男優”“巨根男優”としても知られたツワモノの演技派・佐藤慶ですからね。実際に挿入しているわけでもないのに、名取裕子がその手練手管に蹂躙されている感がハンパなかったですよ」(前出・映画リポーター)

 こうして“オンナ”にされた名取に対し、佐藤のねっとりとしたアプローチはさらに続く。
「あんたのことなら、どないなことでもしてあげる」

 と因果を含め、
「あんたの体、ピチピチして可愛らしいなあ」
 と誉めそやす。

 例によって、着物からおっぱいに手を入れられると、赤い灯りに照らされる中、早くも恍惚の表情を浮かべる名取。すかさず、後ろから迫る佐藤。首筋やうなじを愛撫し、乳房をまさぐり、完全に露出したたわわな乳房を揉みしだく。

 こうなると、すでに女体を開発されたのか、名取のほうもすっかりその気になっている。自ら迫り、唇を求め、舌を這わせ、腰を振っていく。ぷっくりとしている乳輪、乳首も興奮状態なのが明らかに見て取れる。

 やがて、この秘めたる情交が噂となり、そのうちに彼女は妊娠してしまう。その肉体的変化を、母親(岡田茉莉子)にバレてしまうシーンでも、名取は惜しみなく乳房を全開にする。

 彼女の着替えをたまたま目撃した母親が血相を変えて「あんた、何や、そのお乳は。パンパンに張っているやないの。男がいるのやな。誰や、相手は!」と激しく詰問するのに対し、虚しい言い訳に終始する名取。確かに、ボリューム感が増した気がする乳房と乳輪が動かぬ証拠だった。

 映画評論家の秋本鉄次氏も改めて見返して、このシーンの名取を評価している。

★ノーパンで臨んだ吉原炎上

「最初の完脱ぎシーンも、この妊娠ヌードのシーンも、同様に顔と繋がっているので、まごうかたなき名取裕子の乳房なのですが、その形状というか表情が微妙に違うんですよ。乳房にまで演技させる? 名女優だと、妙に感心しましたね」

 そんなあっぱれな名取の“裸体の名演”はさらに続く。すでに名を上げ、画壇で押しも押されもしない存在となった彼女は、画商に招待された料亭で、すでに老いた身の松渓と再会する。弱気な姿を見せ、「会いたかった…」と涙するかつての師匠に同情したのか、ほだされたのか、結局、再び抱かれることになる。

 泣きながらも、抜け目なく、彼女の裾から手を侵入させる佐藤の老獪な演技が光る。身もだえする名取は「ああっ…」と、か細い声を漏らす。ここは男女の足と足とがからんだりする間接的描写に終始するのだが、見る側はすでにこの作品で、何度も“完脱ぎ”してくれた名取の美しすぎる乳房の残像を重ね合わせることで、興奮度はしっかりキープできるという寸法だ。

 この年は、松本清張原作のサスペンス『彩り河』で銀座クラブのママ役を助演した。翌’85年には村松友視原作の『時代屋の女房2』で、1作目では夏目雅子が扮したヒロインを好演し、同年の『櫂』や『夢千代日記』では芸者役と、すっかり大人の“いい女”ぶりを見せつけた。

「それもこれも、『序の舞』での捨て身の熱演があったからこそですよ。その後も、とんねるず主演のコメディー『そろばんずく』(’86年)や小松左京原作のSF大作『首都消失』(’87年)などバラエティーに富んだ作品に出演し続けましたが、’87年には、あの『序の舞』に勝るとも劣らないほどの代表作が出現するのです」(前出・秋本氏)

 それが『吉原炎上』だ。同映画は斎藤真一の『吉原炎上』、『明治吉原細見記』を原作とし、『鬼龍院花子の生涯』(’82年)、『陽暉楼』(’83年)など女の激しい生きざまを描かせたら天下一品だった五社英雄が監督し、明治期の吉原遊郭をスケールたっぷりに再現し、大炎上シーンを際立たせたセットも注目を浴びた超大作だった。

 名取が三十路を迎える頃の夏の公開であった。

「当時、五社監督は激しく熱い演出で知られ、出演した女優は、いわゆる丸裸にされ『“無傷”では帰れないと覚悟を決めて現場に行かなくてはいけない』と言われていました。もちろん、その代わり、『女優として一皮も二皮も剥ける』とも。名取の覚悟は相当なものだったと思いますよ。この映画で彼女は、着物の下には何もつけないノーパン。もちろん、フルヌードは当然として、10秒で体が痺れるほど冷たい川の中にも実際に入っての熱演でした。まさに“名取の女優魂ここにあり”でしたよ」(ベテラン映画評論家)

★診察台で恥辱の“大股開き”

 映画の全編を通じ、名取がメインヒロインとなり、田舎出の無垢な美少女が、花の吉原で、上田久乃、若汐、紫太夫と名を変え、出世して行くサマを描いている。同時に、春夏秋冬の各章に分かれた準ヒロインたちに二宮さよ子、藤真利子、西川峰子(現・仁支川峰子)、かたせ梨乃といった主役級の豪華メンバーを配した構成になっている。“男にゃ天国、女にゃ地獄”とも呼ばれた吉原遊郭で性を売り物に、逞しく儚く生き抜いた遊女たちをこの豪華女優たちが熱演した。

 そんな女優たちが妍を競う中、やはり圧倒的に息を呑むのは、名取裕子と二宮さよ子のレズシーンだろう。まさに“凄艶”という形容に相応しい濡れ場だった。

 映画の冒頭は明治40年。岡山県の漁師の娘で、まだ18歳の久乃(名取裕子)が、親の船が起こした事故の補償金のカタに吉原遊郭『中梅楼』に、当時としては破格の800円で売り飛ばされるところから始まる。

 医師にアソコを診せるため、診察台に乗せられて大股開きの恥辱ポーズをとらされる。
「もう一人前じゃねえか」
「久々の上玉ですけえ」

 男たちによる“品定め”の声や下卑た笑い声に身を固くし、羞恥に耐える名取。やがて、売れっ子の先輩遊女・九重(二宮さよ子)のもとで遊女教育を受けるようになる。
「この子の匂い、いい匂いよ」

 九重は、久乃の遊女としての素質をいち早く見抜くのだった。

 最初の“完脱ぎ”は、常連客に座興で「いいおっぱいしてるな」と、いきなり美乳を触られるシーン。着物をバサリと脱がされて、その“いいおっぱい”がハラリ。タマらず彼女はそのセクハラ常連客にビシッと反撃するが…。まあ、ほんのあいさつ程度の軽いものだが、今後の濃厚シーンを期待させるに十分であった。

 この失態が、さよ子の逆鱗に触れ、赤い夜具がうず高く積まれた部屋で、折檻されてしまう。簀巻きにされ緊縛された名取に対し、「私に恥をかかせやがって」、「商売道具をちょっと触られたからって騒ぐんじゃないよ」、「廓の女はココ(女陰)なんだよ」とほとんど言葉責めに近いような叱責を浴びせる。

 そして、名取に「私が、女郎の手管を教えてやるよ」とさよ子は言い放つ。その“いい匂い”に魅せられたのか、名取のまだ未開発な裸身ににじり寄り、唇を這わせ、その同性愛的性技を伝授する。

「おそらく数ある邦画の歴代レズシーンの中でも、最高クラスの出来でしょう。夜具や腰巻きの赤が映え、さよ子の濃い紅色の唇が、名取の桃色乳首を包み込み、ついばむその姿は、あたかも白磁の肌を持つ妖しい牝蛇が2匹からむような極上のエロチシズムを発散してくれました。“妖美”という言葉が相応しい伝説のシーンですよ」(前出・秋本氏)

★吉原秘伝の「SEX奥義」

 確かにそうだ。「さあ、体できっちり覚えるんだよ」との言葉通り、さよ子による“口淫攻撃”は年季が入っており執拗で濃厚だ。

 耳を噛み、舐め、唇を吸い、乳房に舌を這わせ、ピンと屹立した乳首にも攻撃の手を緩めない。それこそ足の指まで全身をくまなく攻めたてていく。これには名取もタマらず敏感に反応し、早くも忘我の表情を浮かべる。やがて、今度は攻守ところを代え、さよ子が差し出すように名取の顔に近づけてきた熟れた乳房を、今度は名取が吸うのだった。まさに“個人レッスン”による吉原秘伝とも言える性の奥義の伝授である。

 名取の乳首攻めにさよ子もタマらずのけぞり、悶え、感じ始める。
「ああっ、あっ」

 と悩ましい声が夜具の部屋にこだまし、2人の白蛇が溶けていく…。
「まさに見ている側も、ハアハアと呼吸が乱れること必至ですよ。この圧巻のレズシーンを何度見返したことか」(ベテラン映画記者)

 そんな名取の生唾裸身は、後半でもしっかり拝める。

 初店の時に思わず逃げ出した彼女の窮地を救ってくれた救世軍運動の青年・古島信輔(根津甚八)は、実は財閥の御曹司で、やがて、彼女を目当てに足繁く『中梅楼』に通い、指名するのだが、なぜか頑なに抱こうとしない。

 ある晩、「そこで脱いでくれ」と頼まれた名取は静々とその言葉に従う。今夜こそ抱いてくれると信じて…。そして、ハラリと生まれたままの姿になると、まさに後光が差すほどの全裸が出現する。すっかり完熟した乳房は誇らしげで、腰のくびれ、お尻の張りとボリューム感も申し分ない。だが、彼はその裸体をじっと見つめるも「もういい…」と拒絶するのだった。

「何ちゅう、もったいないことするんじゃ、と見ていて思いましたが、運動に挫折し、御曹司の地位に甘んじる彼の敗北感が『俺は正義も恋も、空想しかできない男なんだ』という悲痛な言葉にいみじくも表されています」(前出・映画記者)

 そんな彼に同情し、すかさず全裸で抱きつき、母のような無垢な愛で包み込み、その哀しみを必死で共有しようとする名取の狂おしい表情がいとおしい。名取ファンならずとも、惚れ直すことだろう。

 翌’88年も意欲作は続く。珍しく名取が悪女に挑戦した『妖女の時代』では、二重人格を持つ双子の美人女医姉妹を1人2役で演じた。特に、若い二枚目をいたぶるサディストぶりはなかなかのもの。倒錯的なエロスを醸し出しており、“裕子女王様”なら、ぜひ指名していたぶられてみたい、といった世のマゾ紳士諸氏の声も少なくなかったという。

「1980年代は名取裕子にとって、本格女優として上り詰めていく重要な10年であったうえ、“激情のヒロイン像”をフルヌードや濡れ場も辞さずでとことん追求した10年でもありました」(映画製作スタッフ)

 この頃、意外にも名取は、Vシネマにも出たことがあり、ここでもしっかり“準完脱ぎ”してくれているのだから嬉しい限り。

 その作品とは『夜のストレンジャー恐怖』(’91年)。前述の『妖女の時代』で組んだ長崎俊一監督との信頼関係からか、再び共働したサスペンスホラーだ。

 使い込みがバレて銀行をクビになったOLの河村霧子(名取裕子)はタクシー運転手となるが、彼女に付きまとう謎のストーカーに襲われる恐怖を味わうハメになる…。化粧っ気もなく、どこか投げやりな感じの名取が逆に新鮮だったし、恐怖に凍りつくその表情にもゾクゾクさせられるはず。

★年下殺人犯とベッドシーン

 さて、肝心のヌードは安アパート住まいの名取が着替えするシーンで拝める。

 留守番電話に入った「横領金の返済が滞っています…」という声を尻目に、黙々と服を脱ぎ、着替えする名取の白い下着姿が眩しい。やがて、後ろを向いて着替える際に、ヨコ乳がバッチリ映り、一瞬乳首もか? と思えるほどの絶景が展開する。ほとんどサービスカットのようなものだが、ファンは得した気分に浸れる。この時は女として三十路前半の熟れ盛り!

「名取の映像での“脱ぎ”シーンで、今のところ、これが最後かもしれないのが1990年代に入ってからの高村薫原作のサスペンス映画『マークスの山』(’95年)です。監督が『十階のモスキート』(’83年)、『月はどっちに出ている』(’93年)などの鬼才・崔洋一だけに一筋縄ではいかない。名取にも大胆すぎるシーンがしっかり要求されていました」(前出・映画記者)

 ここでの名取の役どころは、ワケありの連続殺人犯青年(萩原聖人)を匿い、同棲する年上の恋人の看護師役。青年はかつて勤務した精神科の病院の患者だった。その看病が縁で深い仲となった設定だ。婚期を逸した独身女性として、年下の青年を母性で包み込み、彼の複雑な境遇と犯した罪の重大さを知りつつ、あくまで守ろうとする必死さがヒシヒシ伝わってくる。

 その発露が大胆なベッドシーンだ。名取はリビングで思い切り彼を抱き締め、ベッドに移動しての全裸セックス。名取の濡れた“蜜壺”に挿入し、今にも果てようとする青年を優しく包む腕の柔らかさ。すでに、熟した乳房をあらわにし、その乳輪、乳首も美しく保たれた当時アラフォーの裸体が映し出される。彼を見つめる慈愛あふれる瞳、その姿態、仕草、表情のすべてが素晴らしい、との形容に尽きる。

 時代が21世紀に移り、20年。そんな名取裕子の現状はというと、現在も独身を保っており、62歳まで年を重ねてきた。

 彼女と同じく一度も結婚していない60代の独身人気女優というと、名取と共演が多く偶然にも同い年のかたせ梨乃(62)がいるし、ひと世代下の女優なら沢口靖子(54)、天海祐希(52)、鈴木京香(51)、石田ゆり子(50)など少なくない。こんな“いい女”なのになんで独り身なのか、と要らぬお節介をしそうだが、彼女たちは現状を謳歌しているように映る。

「それでは寂しすぎますよ。外国女優では、ジュリエット・ビノシュにしても、イザベル・ユペールにしても五十路、六十路になっても大胆な“脱ぎ”も辞さずで、激情のヒロインを映画で演じていますからね。まだまだ容色も衰えず“奇跡のアラ還(アラウンド還暦)”と呼ばれる彼女だけに、もうひと肌、脱いで欲しいものです」(前出・秋本氏)

 名取裕子の絶品濡れ場を再び見るにつけ、まだまだヌケると思うはずである。

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