詐欺で捕まった脇坂英理子が3年後に医師として戻ってくる

医師でタレントの脇坂英理子氏 有罪判決受けるも免許取り消しなく3年後に医師復帰か

記事まとめ

  • 医師でタレントの脇坂英理子氏は詐欺罪で有罪判決を受け、3年間の業務停止となった
  • 脇坂英理子氏が「なぜ免許取り消しではないのか疑問が残る」と専門誌ライターは話す
  • 現役の医師が免許取り消しにならない『暗黙のルール』を説明している

詐欺で捕まった脇坂英理子が3年後に医師として戻ってくる

詐欺で捕まった脇坂英理子が3年後に医師として戻ってくる

(C)PIXTA

厚生労働省は先ごろ、詐欺罪で有罪判決を受けた医師でタレントの脇坂英理子(37)を、3年間の業務停止とした。


脇坂は7月にすでに、東京地裁で懲役3年執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡されている。これに合わせて厚労省も処分を発表した格好だ。



「世間一般から見れば、非常に甘い処分もいいところでしょう。ある程度は、この結果が予想されていたのですが、それにしても甘過ぎる。なぜ、やはり免許取り消しではないのか、疑問が残ります」(医学系専門誌ライター)


脇坂は診療報酬の不正請求で、約7000万円を騙し取っていた詐欺師である。


「ホストにはまり込んで、次から次へと架空の診療と請求を行い、それで得た金を遊びに使っていた。ところが、裁判になって親族が出廷し、『全額弁済する』といい、脇坂も『今後、医師として出直す』などと反省を口にして終わりになった。これがまかり通るのですから不思議です」(同)


それにしても、どうしてこのような結果になるのか。暗黙のルールがあるという。


「医者は刃物を使った殺傷事件や、診療を名目にわいせつ事件を起こさない限り、免許取り消しにはなりません。だから脇坂の事件もならないと分かっていた。昨年はわいせつ事件で1名が取り消しになっていますが、優遇されている面もあります」(現役の医師)


しかし、医師には、医師なりの言い分もあるという。


「医療行為の結果が芳しくないと、何かというと裁判になる。例えば、妊娠にまつわる裁判は多く、いまは産婦人科を志望する者が非常に少ない。それと、美容整形は想像と違ったら裁判になる。医師として最善を尽くしたつもりなのに、患者が納得しないと、長期にわたって裁判をさせられることになります」(同)



慢性的な医師不足も問題だ。今年4月、仙台市に東北医科薬科大学が新しく医学部を開学したが、これはなんと、37年ぶりというから驚きだ。


「医学部は学生1名につき教員1名が基本。ところが大学の先生(職員)に、皆なりたがらない。必ず医師にしなければならないという義務や使命を負うのに、ただのサラリーマン風情。だから脇坂のような金欲しさのバカ医師が出てしまうのです」(同)


脇坂は3年後に、大手を振って医師に戻る。

関連記事(外部サイト)