人気VTuberとストリーマー大量離脱! 配信サイト『ミルダム』の現状が“監獄”状態…

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主にゲーム実況で盛り上がりを見せている生配信サイト『Mildom(ミルダム)』だが、新年度を迎えるタイミングで同サイトから卒業する人気配信者たちが続出中。いよいよ“オワコン化”に歯止めが効かない状況となっているようだ。


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「ミルダム」から出所する配信者たち

「ミルダム」は中国大手の配信プラットフォーム「闘魚(Douyu)」と「三井物産」によって2019年に設立。当初は声優やお笑い芸人が生配信を行うことから注目を集め、さらにストリーマーに対して時給を支払うシステムを導入したことで大きな話題となった。


しかしここ最近は、人気配信者が次々と流出している様子。3月いっぱいで、人気VTuberの白雪レイドや『ぶいすぽっ!』の胡桃のあなどが「ミルダム」を撤退している。


また、『Apex Legends』の凄腕プレイヤーとして知られるストリーマーの「まさのりch」も同じタイミングで卒業。今度は活動場所をYouTubeとTwitchに移すという。



ミルダム卒業します。。。
お世話になりました!!!
これからはYouTubeとついっちで配信やってこうと思います!
宜しくお願いします??!!!


— まさのりch (@MasaBd1997) March 31, 2022



VTuberやストリーマーだけでなく、プロゲーマーにも卒業の波が。格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズで有名なときどやマゴなども、「ミルダム」から別サイトへと移行しているようだ。


一斉に離脱していく配信者たちの姿に、ネット上では《プロゲーマー軒並みミルダム卒業してるけどなんかあったん?》《みんなミルダム卒業してくな》《お勤めご苦労さまやね!》《最近ミルダム卒業するストリーマーめっちゃいるけどそんなにオワコンなんや》とざわめきが広がっている。


「ミルダム」のメリット・デメリット

以前から「ミルダム」には、他サイトで活動しているストリーマーやプロゲーミングチームに対して、高額な報酬で専属契約を持ちかけ、引き抜きを行っていたというウワサが絶えなかった。


もちろん、生配信で稼ぐことは簡単ではなく、それを本業にして生活できるのはほんの一握り。また、プロゲーミングチームに所属するプロ選手は収入源が限られているため、時給で報酬が支払われる同サイトとの契約は願ったり叶ったりだったに違いない。


しかし「ミルダム」で配信すると、肝心の視聴者があまり定着しない傾向にある。たとえば、『Minecraft』実況などで知られる有名YouTuberのKUNは、同サイトでトップクラスのストリーマーだが、視聴者数の平均は数千人程度。数万人の視聴者も珍しくない「YouTube」と比べると、その差は歴然だ。


「ミルダム」専属のような形で活動している配信者に対して、「懲役」と揶揄する声もあり、同サイトからの卒業は「出所」とも呼ばれている。それもこれも、問題はサイト自体の使い勝手の悪さにあるだろう。


とくによく指摘されるのが、UIの見にくさ。全画面表示にしないと消せないコメント欄などが不評らしく、《ミルダム見るとコメント欄消せないのまじで不快だわ。誰がフルスクリーンで見るのよ》といった指摘もチラホラ。


配信サイトはそもそも視聴者が寄り付かなければ元も子もない。このまま「ミルダム」は廃れゆく運命にあるのだろうか…。


文=大上賢一


【画像】


Benzoix / PIXTA