大人になったオタクこそ推すべき!“セーラージュピター”が人の心をつかむ理由

大人になったオタクこそ推すべき!“セーラージュピター”が人の心をつかむ理由

大人になったオタクこそ推すべき!“セーラージュピター”が人の心をつかむ理由の画像




『美少女戦士セーラームーン』といえば、今なお高い人気を誇る少女漫画。その中でも、セーラージュピターというキャラクターは、抗いがたい魔性を放っている。成熟した大人にしか分からない、上質なウイスキーのごとき魅力を解説していこう。


【関連】『月曜日のたわわ』を脊髄反射で擁護するオタクたち…“バカのふり”が大きな裏目にほか
「気は優しくて力持ち」の体現者

セーラージュピターこと木野まことは、主人公と共に戦う仲間の1人。木星を守護に持つセーラー戦士で、緑色のテーマカラーとキュートなポニーテールでお馴染みだ。


「美少女戦士セーラームーン」に登場するセーラー戦士たちは、いかにもかわいらしく、子どもたちからも愛されるキャラクター。その中でセーラージュピターの立ち位置は、不人気とまでは言わないが、やや微妙なところだった。しかし彼女の魅力は、子どもではわからない奥の深いキャラクター性にある。


初登場時、転校生である彼女は周囲に「乱暴者の不良」と勘違いされていた。大きくて力が強いうえ、言葉遣いが男っぽいところがあるからだ。実際、男を倒せるほどに喧嘩は強いのだが、心根は優しく、自ら暴力をふるう性格ではない。それどころか、栄養満点のお弁当を自作するほどに料理上手で、素敵なお嫁さんに憧れるようなピュアな乙女だった。


料理だけにかぎらず、掃除や裁縫など、家事全般が得意という家庭的な面も。これに関しては、両親を事故で亡くしており、中学生にして1人暮らししているという悲しい経験が影響しているのかもしれない。


少々惚れっぽいところが欠点だが、それは過去の失恋が原因であるため、ある意味一途とも言えるだろう。また、自身の怪力や高身長についてコンプレックスに思っているふしもあり、まるでラブコメヒロインっぽい設定を凝縮したような密度だ。


ジュピターは女性ウケも抜群!?

昨今のオタクたちは女性キャラに母性を見出しがちだが、セーラージュピターはそうした需要にぴったりの存在。だがそれと同時に、思わず「守りたい」と思ってしまうような“少女性”をも兼ね備えている。つまりは矛盾した要素が、奇跡のバランスで並び立っているということだ。


また、“実はピュア”というギャップのある設定も、かなり破壊力が高い。「俺だけが彼女の魅力を分かっている」とオタクを勘違いさせかねないため、取り扱いには注意を払うべきだろう。


さらに、セーラージュピターを推すことは女性ウケがいい趣味とも言える。女性と話している際に「セーラームーンで誰が好きだった?」という話題で、もしセーラーマーキュリーなどを挙げれば、苦笑いされることは必至。悪いことではないが、“大きいお友達”感が出てしまう。


その点、「最近セーラージュピターの良さが分かってきた」と答えれば、相手にセンスのよさを伝えられるはずだ。令和の今こそ、セーラージュピターを推そう!


文=「まいじつエンタ」編集部


【画像】


Benzoix / PIXTA