「万引き家族に似てる」是枝監督の最新作『ベイビー・ブローカー』に賛否!

是枝裕和 

是枝裕和 (C)taniavolobueva / Shutterstock


カンヌを熱狂させた是枝裕和監督の映画最新作『ベイビー・ブローカー』の全国公開が6月24日から始まった。前評判通りの好調な滑り出しを切っているが、劇場に足を運んだ人からは賛否の声が上がっている。


同作は、子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく赤ちゃんポスト≠題材にした映画。赤ちゃんポストを発端に、複雑に絡み合う人間模様を、是枝監督がオリジナル脚本で描いていく。


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『第75回カンヌ国際映画祭』では、コンペティション部門に選出され、主演を務めたソン・ガンホが男優賞を受賞。また、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞するなど、世界的に評価されている作品だ。


邦画に比べると控えめな告知だったが、多くの人の関心を引いたようだ。公開初週の『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)では初登場3位にランクイン。初日から3日間で動員12万3000人、興行収入1億6900万円をあげた。


『ベイビー・ブローカー』大健闘も賛否…


実際に劇場へ足を運んだ人たちからは、


《心が揺り動かされた。是枝監督の作品は、すごく深い》

《こんな韓国を代表する俳優達が出演してくれるなんて、やはり是枝監督は凄い人なんだと改めて実感した》

《韓国映画界が是枝監督を使ってくれたのですよ。韓国に評価されている私たち日本人の映画監督もいるんだと分かったことに一筋の光明を感じます》

《行き場のない人達が家族になる目頭が熱くなるロードムービーでした。矛先が転々とする面白さ! そして是枝監督が韓国映画として撮った意味と日本の映画界に対する危機感に納得》


など、絶賛の声が。しかしその一方で、


《万引き家族に似てる》

《展開が予想できました。韓国で撮る必要があったのか》

《日本人の俳優を使ったほうが心に残ったと思う。愛情が欲しいと言うのは万引き家族と同じストーリー。最初からありえないような行動でつまらなかった》

《映画の結論がない。 監督が何を言おうとしているのか分からない》

《万引き家族は良かったので、この映画も期待していたのだが…。食事をクチャクチャと音を立てながら食べる場面が何度かあり、観ていて不快だった》


といった批判的な意見も見受けられた。「愛情」や「家族」がテーマということもあり、是枝監督の代表作である『万引き家族』がチラついてしまった人も多いようだ。


良くも悪くも話題になっている「ベイビー・ブローカー」。近代は世界で戦える日本の映画監督が少ないだけに、より多くの人が映画館へ足を運び、作品について議論してしてほしいものだ。


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