『金色のガッシュ!!』続編は今後が不安? 前作の“ブス差別”を忘れない読者たち

『金色のガッシュ!!』続編は今後が不安? 前作の“ブス差別”を忘れない読者たち


『金色のガッシュ!!』続編は今後が不安? 前作の“ブス差別”を忘れない読者たち (C)PIXTA



雷句誠の描くバトル漫画の続編『金色のガッシュ!! 2』が、大きな盛り上がりを見せている。しかしその一方で、作者が過去に手掛けていたとある作品がトラウマとなり、今後の展開に不安を隠せないファンも多いという。


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作者を信じきれない理由


同作は2001年から2008年まで『週刊少年サンデー』で連載された『金色のガッシュ!!』の続編。地球で行われた「魔界の王」を決める戦いが終わった後、数年が経った世界が舞台となっている。


魔界がすでに壊滅しており、そこから生き延びた魔物の子・ゼリィが人間界にやってきたことから物語が始動。6月21日に配信された第4話では、原作ファンたちが待ち望んでいた展開がついに描かれ、大きな注目を浴びた。



ところがそんな盛り上がりに、イマイチ乗りきれない様子のファンも。ネット上では、《ガッシュ2、そろそろ雷句先生信じてもええか? ブス三大闘神とかしない? ベクターボールにならない?》《ガッシュの続編で「ブス三大闘神」とかやられたら立ち直れないよ》《またブスが出てきてカニ味で終わったりせんだろうな…》《ガッシュ2にはあのノリ持ち込まないでほしいな》といった不安の声が上がっている。


『VECTOR BALL』の悲劇


今後の展開が懸念されているのは、雷句の前作にあたる『VECTOR BALL』が原因のようだ。同作は2016年から2017年にかけて、『週刊少年マガジン』で連載されていたアクションギャグ漫画。雷句が得意とするシュールでハイテンションなノリが見どころだったが、そのネタはあまりに尖っていた。


高校生・米炊おかかが、仲間たちと共に怪物と戦う物語なのだが、主人公のキャラクター造形からして独特。「ブスを笑う」という最低の性格をしており、作中ではさまざまなクズ発言が飛び出す。


また、主人公の仲間・魑魅魍魎が繰り出す技も、現代では到底受け入れられないものばかり。世界中の空を醜い顔が埋め尽くす奥義「ブス・大銀河」、有名アスリートや芸能人にそっくりな人物を召喚する「ブス三大闘神」、その頭にカップ麺を乗せた「ブスカップラーメン」など、かなり攻めた表現が行われていた。


昨今では容姿によって人を判断することが「ルッキズム」として批判されており、容姿差別などもってのほかといった風潮となっている。そのため、「VECTOR BALL」の描写に嫌悪感を示す読者も少なくない。


何より懸念すべきは、お笑いの感覚を時代に合わせてアップデートできていない可能性。「金色のガッシュ!! 2」では今のところシリアスな展開が多いが、もし今後のギャグパートで同じ道に突き進んでしまえば、評価が一変してしまうかもしれない…。


文=大獄貴司


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