ジャンプ打ち切り漫画史に新たな伝説?『地球の子』が王道打ち切り展開に突入

ジャンプ打ち切り漫画史に新たな伝説?『地球の子』が王道打ち切り展開に突入


ジャンプ打ち切り漫画史に新たな伝説?『地球の子』が王道打ち切り展開に突入 (C)PIXTA



『週刊少年ジャンプ』で連載されている神海英雄の最新作『地球の子』が、人気低迷によって打ち切りの危機に瀕している。しかもその内容が過去の伝説的打ち切り漫画を髣髴させるとして、一部で話題を呼んでいるようだ。


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※『地球の子』最新話の内容に触れています


7月4日発売の「ジャンプ」31号では、「地球の子」の掲載順が最下位に。読者アンケートと掲載順が連動するといわれている同誌では致命的な位置で、打ち切りの気配がより濃厚になったと考えられる。


また、今週号に掲載された第19話『アポトーシス』では、地球を管理する“上位”の存在が登場。宇宙空間の事故で仮死状態となった主人公・佐和田令助が「死への待合室」という空間に放り込まれるのだが、そこにセーラー服姿の女性が現れる。彼女には「地球の子」を管理する役割があり、「地球の子」を暴走させる令助を異物と認識しているようだ。



これまでもスピリチュアルな展開が多かったが、いよいよ“上位を司る者”が登場したことで、動揺する人も少なくない。SNSなどでは、《新キャラのクセ強すぎだろ笑》《上位存在的なキャラなのか…? わからない…内容についていけない》と驚く声が続出している。


打ち切り漫画史に新たな伝説?


さらにはこの展開から、「ジャンプ」の打ち切り漫画史に爪痕を残した川口勇貴の『レッドフード』を思い出す人も。同作は2021年に連載されたが、わずか19話で連載終了を迎えている。


ジャンルとしてはおとぎ話と狩猟をテーマとしたファンタジーだが、終盤で世界の命運を管理する高次元の存在がいきなり出現。掲載順の低迷から、打ち切りが囁かれていた時期だったため、その状況を痛烈に皮肉るメタフィクションとして受け止められた。


さらに近年の打ち切り漫画では、メタ展開が増加傾向にある。巨匠・岸本斉史のSF漫画『サムライ8 八丸伝』や、タイムマシンに翻弄される漫画家を描いた『タイムパラドクスゴーストライター』などにも、作中世界を俯瞰する神のような存在が出ている。自分の意志にかかわらず物語の世界を終結させる“打ち切り”が、上位存在という形をとり、作品に現れているのかもしれない。


今のところ、まったく同じ道を辿っているように見える「地球の子」。はたして運命の袋小路を逃れることはできるのだろうか。


文=野木


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