『ガンダム』アムロは“なろう系”の先祖? ありえないチート能力を振り返る

『ガンダム』アムロは“なろう系”の先祖? ありえないチート能力を振り返る


『ガンダム』アムロは“なろう系”の先祖? ありえないチート能力を振り返る (C)PIXTA



ガンダムシリーズを好んでいたような古参オタクにとって、昨今の「なろう系」ブームは若者の軽薄な文化に見えるかもしれない。しかし実際に初代『機動戦士ガンダム』の時点で、オタク界隈には「なろう系」の萌芽が芽生えていたのではないだろうか。


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ニュータイプに目覚める前から無敵


ガンダムシリーズには、予知能力や相手の感情を読み取る超能力を有する「ニュータイプ」と呼ばれる能力者が登場する。ニュータイプは自らの超能力を使用し、モビルスーツ戦で高い戦果を挙げる存在だ。「機動戦士ガンダム」の主人公であるアムロ・レイも、その例に漏れない。


しかしアムロの特筆すべき点は、ニュータイプとして覚醒する前からモビルスーツの操縦が卓越していたこと。初戦では、アムロはガンダムを初めて操縦したにもかかわらず、ビームサーベルを用いて敵機のコックピットを精密に打ち抜いている。


また物語序盤では、“一個師団相当の戦力”と表現される力をもつ敵軍のエース「黒い三連星」に勝利する殊勲を上げたことも。そもそも「機動戦士ガンダム」は1年間の物語なので、アムロが初めてモビルスーツに搭乗してから長くて数か月程度しか経過していないのだが、それを思えば驚くべきほどの戦果を上げていた。


ニュータイプになったことでチート無双


このように、元来戦闘能力が異常に高かったアムロ。さらに物語の舞台を宇宙に移してから、彼はニュータイプへと覚醒を果たす。その結果、驚異的な戦闘マシーンへと進化を遂げることになった。


アムロは、ガンダムと同程度の性能を誇る敵モビルスーツ、リック・ドムを3分で9体撃破。しかもその際の武器は標準装備であるビームライフルとビームサーベルのみ、という離れ業だ。


ほかにも脳波でビットを自在に操る強力なサイコミュ兵器を、ビームサーベルで叩き落す芸当を披露。ニュータイプ同士の戦闘においても、手が付けられない存在になっていく。


なお、通常は搭乗するモビルスーツの性能が戦況に大きく影響するものだが、アムロの場合は自身のスペックが高すぎるため、弘法筆を選ばずといった状態。続編の『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場した際も、とくに苦戦したシーンは見当たらない。ガンダムの後継機をはじめ、ハイスペックなモビルスーツに搭乗しなくとも、敵軍を圧倒するシーンが多いのだ。


初登場から約43年の時を経て、いまだに“最強説”が出てくる初代主人公。今年に入ってガンダムシリーズが一層活況を呈しているが、今後アムロが活躍するところを見る機会はあるだろうか。


文=「まいじつエンタ」編集部


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