2022年上半期のアニメは炎上ばかり?『進撃の巨人』『ポケモン』のビッグタイトルも…

2022年上半期のアニメは炎上ばかり?『進撃の巨人』『ポケモン』のビッグタイトルも…


2022年上半期のアニメは炎上ばかり?『進撃の巨人』『ポケモン』のビッグタイトルも… (C)PIXTA



アニメ『SPY×FAMILY』の大ヒットをはじめとして、2022年上半期もアニメ業界は大いに盛り上がりを見せていた。しかしつねに歓声が巻き起こるわけでもなく、少なくない数のバッシングや炎上騒動もあったようだ。どんな事件が起きたのか、振り返っていこう。


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長寿アニメシリーズが軒並み炎上?


■アニメ『ポケットモンスター』のお粗末展開

今年で25周年を迎えたアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)では、神展開からの大炎上というジェットコースターのような現象が起きていた。


5月6日の放送回では、主人公のサトシがポケモンバトル最強を決める「ポケモンワールドチャンピオンシップス」の決勝大会「マスターズトーナメント」への参加資格をゲット。今までパッとしない成績だったサトシが世界8強入りを果たす。さらに過去作たちのライバルたちも集結し、頂上決戦が展開されるということで、ファンたちは大興奮していた。


しかし激熱な展開が続く中、6月17日放送の「マスターズトーナメント」にて事件が。人気ライバルキャラのアランと、ガラル地方のチャンピオン・ダンデの戦いが展開されたのだが、そこでアランが“モブキャラ”のようにあっさりと敗れてしまう。


しかも切り札・リザードンも適当な展開で倒され、《いくらなんでも噛ませ犬すぎるだろ》《アランの扱い酷すぎ》と批判が殺到してしまったのだ。


■令和のルパン“女殴り”で大炎上

長年愛されているアニメシリーズの最新作『ルパン三世 PART6』(日本テレビ系)も、賛否両論に見舞われた。それは主人公・ルパンの行動がきっかけだった。


3月26日に放送された最終回・第24話『悪党が愛すもの』でのこと。ルパンは国際指名手配犯・マティアという女性キャラと戦ったが、華麗な武術を駆使して彼女を追い詰めていく。しかも一切容赦などせず、顔や腹などをボコボコに殴る始末。ダメージを受けたマティアがうめき声を漏らすほど、生々しさがあった。


実は原作ではそうとも限らないのだが、ルパンは峰不二子をはじめとした女性に紳士的な対応を取るイメージが強い。そんな彼が解釈違いな暴力を繰り出したことで、ネット上では《なんか嫌だったな…》《ルパンは嘘もつくし人も平気で殺すけど、女の子をぶん殴ったりはしないぞ》《理由は何であれ、ルパンは女には手を上げないやろ》と落胆の声が上がってしまった。


人気アニメの珍騒動


■『進撃の巨人』の“終わる終わる詐欺”

今年4月ごろには、世界的な人気を誇る『進撃の巨人』が炎上。アニメ『進撃の巨人 The Final Season Part 2』(NHK)の終わり方をめぐって、ファンたちが不満をこぼしたのだ。


同作はTVアニメシリーズ第4期の2クール目。放送前から“ファイナルシーズン”と銘打っていたこともあり、ここで物語の完結までが描かれると期待されていた。


ところが最終話となる第87話『人類の夜明け』は、消化不良なまま幕を閉じ、放送終了後には『進撃の巨人The Final Season完結編』の放送が発表されることに。しかも2クール続けて放送する形ではなく、ファンたちはまた1年ほど待たされる仕打ちを受けてしまう。


“最終回詐欺”のような構成に、ファンたちは《銀魂級の終わる終わる詐欺》《ファイナル詐欺じゃないか》と我慢ならなかった模様。最初から『The Final Season』とタイトルを付けなければ、炎上は避けられただろうが…。


■吉野家炎上が『まちカドまぞく』に影響

きららアニメ『まちカドまぞく 2丁目』(TBS系)も、過激な話題と無縁ではいられなかった。きっかけとなったのは、今年4月に大手牛丼チェーン『吉野家』の元役員が「生娘をシャブ漬け戦略」と発言し、炎上した騒動だ。


奇しくも4月28日に放送された第4話『新種発見!町の喫茶はまぞくの巣窟!』では、主人公の吉田優子こと“シャミ子”がウェイトレスのバイトに挑戦。そこでおいしいまかないを食べた彼女が、謎の副作用で記憶を失う展開が描かれた。


まさに“生娘をシャブ漬け”をアニメ化したようなタイムリーな内容だとして、視聴者も騒然。ネット上では《まちカドまぞくの世界でも生娘シャブ漬け戦略が行われてた》《信じて送り出したシャミ子がシャブ漬け看板娘に》などと話題を呼んだ。


覇権アニメの圧倒的影響力


■『SPY×FAMILY』“アーニャ似”が続出!?

上半期に放送されたアニメの中で、最も人気を博したアニメ『SPY×FAMILY』。ブームの熱気は現実世界にも影響を及ぼし、アニメと現実を混同する人が続出している。


同作の人気キャラといえば、疑似家族の娘ポジションにあたるアーニャ。4〜5歳ほどの年齢で、天真爛漫な性格やキュートな見た目で愛されている。しかしあまりにも知名度が高まったためか、SNS上では「アーニャに似てると言われる人」が次々と出現。


とくに女性らしきSNSユーザーが多く、《旦那と息子が私のことをスパイファミリーのアーニャに似てるって言ってた》《学校で私アーニャに似てるって言われるんだけど笑》といった投稿が続出。純粋に「アーニャ」の名前を検索したかったオタクの目に留まり、ある種のサジェスト汚染になっていたようだ。


ジャンルを問わず、さまざまなニュースが続出した2022年上半期のアニメ業界。下半期にも『チェンソーマン』などの話題作が放送されるが、どんな事件が起きるだろうか。


文=大獄貴司


【画像】


Benzoix / PIXTA


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