『リコリス・リコイル』は覇権を逃した? 終盤の展開に賛否「脳が破壊された」

『リコリス・リコイル』は覇権を逃した? 終盤の展開に賛否「脳が破壊された」


『リコリス・リコイル』は覇権を逃した? 終盤の展開に賛否「脳が破壊された」 (C)PIXTA



2022年夏クールの覇権とまで言われていた、オリジナルアニメ『リコリス・リコイル』が放送終了を迎えた。しかし終盤の展開は賛否両論といった荒れ具合で、主人公2人の扱いをめぐり、怒りをあらわにする人すら見受けられる。


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百合の間に挟まる男・真島


同作は、平穏な日常の裏で暗躍する少女たち「リコリス」の活躍を描いたアニメ。Wヒロインの錦木千束と井ノ上たきなを中心とした女性バディものであり、2人の関係性を楽しみに視聴を継続したファンも多いようだ。


しかし全13話で終わってみれば、ストーリーラインはよくある「父殺し」の物語。序盤で繰り広げられていた少女2人の物語は鳴りを潜め、むしろ千束に関しては、敵キャラの男性・真島との因縁の方が濃かった印象だ。


さらに最終話では、千束と真島が間接キスするシーンが。これに百合大好きアニメファンからは、《やっぱ間接キスは許せねぇな…?》《リコリス最終回、最高だったよ! ただ1つ許せない事は真島と間接キスしたところ》《はぁ、そうですか。真島許されると思うなよ》《真島とちさとの間接キスで脳が破壊されました》《真島が千束と間接キスしてたのマジで許せないんだけど》といった怒りの声が上がっていた。


「ちさまじ」に心を奪われるファンも


また千束と真島のあまりの関係の濃さに、SNSなどでは《ちさまじは純愛》《ちさまじの会話も好きだ》《とりあえず、真島が好きだ そしてちさまじが好きだ》《ちさたきアニメと見せかけてちさまじアニメだった…?》《ちさまじはありまぁす!》と「ちさまじ派」がはびこる始末。序盤では百合の間に挟まる男だった真島が、終盤で全てを持っていった形だ。


とはいえ、百合アニメとして「リコリス・リコイル」を見ていたファンにとっては、「ちさまじ」というカップリングなど地雷もいいところ。


そのため「反ちさまじ」を標榜する一派が現れるまで時間はかからず、間接キスのシーンについても「千束が真島についてなんとも思っていないことの現れ」などと解釈する人もいるようだ。


正直なところ間接キスなどよりも、たきなしか聞いていたなかった千束の“心臓の音”を、真島が聞いた場面の方がよほど決定的だと思うのだが…。


それはそれとして「リコリス・リコイル」全体を通してみると、百合かどうかはともかく、ニーズが絞れていなかった印象は否めない。千束とたきなの関係性に特化させてもよさそうだったが、女性人気も狙おうとして“バランス”を取りすぎてしまったのかもしれない。


「ちさたき派」と「ちさまじ派」の対立が、円盤の売上などに響かなければよいのだが…。


文=大上賢一


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