『FF14』またも不正行為が発覚!“デジタル切腹”を決断するサムライプレイヤーも

『FF14』またも不正行為が発覚!“デジタル切腹”を決断するサムライプレイヤーも


『FF14』またも不正行為が発覚!“デジタル切腹”を決断するサムライプレイヤーも (C)PIXTA



世界中で大人気のMMORPG『ファイナルファンタジー14』(FF14)にて、またしても不正行為が発覚してしまい、コミュニティが大荒れしている。騒動の中心に存在するのは、先日実装された最新コンテンツを“世界最速”でクリアした日本人プレイヤーたちだった。


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超高難度ステージをたった7日でクリア


騒動の発端となったのは、1月24日に実装されたばかりの最新コンテンツ『絶オメガ検証戦』。これはゲーム内の最高難易度を誇るコンテンツ「絶」シリーズの第5弾で、条件を満たした一部のプレイヤーしか挑戦できない仕様になっている。


実装直後から世界中のトッププレイヤーたちが挑戦していたが、あまりにも難易度が高いため、約1週間誰もクリアできない状況が続いていた。


そんな中、1月31日にとある日本人プレイヤーが「絶オメガ検証戦」をクリアしたことを報告し、証拠の動画をツイッター上に投稿。“世界最速クリア”のニュースに、「FF14」界隈が沸き立っていた。


しかしプレイヤーの1人が、攻略の際に外部ツールを使用していたことを内部告発。通常では不可能な視点で操作できる、いわゆる“ズームハック”を使用している様子が拡散されたのだ。


不正が明るみに晒されたことで、ネット上では《グレーどころか完全に黒だから思った以上に酷い》《コレがマジなら許されるべきじゃないな》《チート使って絶クリアして自分は上手いと思ってるのかね》《もしこれが本当だったら承認欲求の塊でドン引き》といった批判が殺到している。


実は、「絶」シリーズで外部ツールの使用が明らかになったのは今回が初めてではない。


規約違反化も変わらず蔓延る外部ツール


2022年5月2日に実装されたシリーズ第4弾『絶竜詩戦争』では、世界最速クリアを達成したチームの1人が自ら外部ツールの使用を公言し、激しい議論を巻き起こすことになった。


ただ、当時は外部ツールの仕様について“グレーゾーン”の扱いだったため、結論が出ることはなかったという。


その後、「FF14」を手掛ける吉田直樹プロデューサーが、当該パーティーをクリアチームとして認めつつも、外部ツールの使用を一切禁止することを宣言。アカウントの利用停止を警告するとともに、外部ツールの明確な定義も説明された。



一連の出来事で明確な規約違反であることが示されたにもかかわらず、現在でもトッププレイヤーの間では外部ツールが蔓延っているのが現状なのかもしれない。


なお、今回の騒動を受けて吉田プロデューサーはふたたび声明を発表。外部ツールの使用に厳しい姿勢を見せつつ、「前回の『絶竜詩戦争』に続き、今回も外部ツールによる騒動となり、僕個人としても非常にがっかりしています」と落胆を示していた。



一連の騒動が広まった結果、外部ツールを使用したことがあるプレイヤーの中には、ケジメとして“キャラクターデータの削除”を決断する人も。これは「FF14」ではもっとも重い自己処分であり、海外では「digital seppuku」(デジタル切腹)として話題になったようだ。


本当のサムライなら、正々堂々と不正行為なしでコンテンツクリアに挑んでほしいところだが…。


文=「まいじつエンタ」編集部


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producer / PIXTA


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