「愛してたって、秘密はある。」は秋元康脚本の秀逸ミステリー

日本テレビの新日曜ドラマ枠で『愛してたって、秘密はある。』が7月16日にスタートした。主演は朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で人気になった福士蒼汰。彼が過去に母親を守るために“父親を殺した”という秘密を抱えて苦悩しながら、結婚を目前に秘密を暴こうとする犯人に追い詰められていくというサスペンスミステリーだ。



「母親役の鈴木保奈美がいい味を出していると評判です。息子役の福士蒼汰とともに、共犯で夫を殺しながらもその過去を隠して明るく生きていこうとする。色香もたっぷりとあって、中年男性の視聴者は喜びそうです」(芸能関係者)


同ドラマの企画・原案は、AKBグループのプロデューサーでもある秋元康氏。主人公の福士蒼太とヒロインの川口春奈は、映画『好きっていいなよ。』(2014年)で息が合ったところを見せた名コンビだ。ちなみに、淫行事件を起こした小出恵介の代わりに配役された賀来賢人もいい演技で、小出の醜聞の危機を乗り切っている。


「7〜9月期のミステリードラマでは、一番秀逸なシナリオなのではないでしょうか。誰が福士蒼汰らを追い詰めていき、親子の幸せを壊していくのかが見所です」(同・関係者)


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名脇役たちが秋元康氏の脚本を彩る

1時間25分の拡大版で放送した初回は、次のようなストーリーで展開した。主人公の奥森黎(福士蒼汰)は、中学生のころに母親(鈴木保奈美)をDVから守るため、父親を殺害した過去がある。彼の殺人は、父親が失踪扱いになったことで、母とふたりだけの“秘密”となった。「自分には友人も恋人もいらない」と、誰とも深く関わらず慎ましく生きてきた主人公だったが、ある女性(川口春奈)と出会って恋に落ち、彼女と母が望むなら…と結婚を決意する。しかし、プロポーズの直後から、秘密を知る何者かからの不気味なメッセージが届き始める――。


果たして過去の殺人はばれずに済むのか。


「キーを握る役者が鈴木保奈美、遠藤賢一、鈴木浩介、岡江久美子などベテランぞろいで、主人公の福士蒼汰は救われている感もありますが、スリリングで見逃せない展開はじわじわと人気が出ると思います」(同・関係者)


秋元康氏のシナリオライターとしての才能が存分に生かされた良質のドラマ。第2話以降も要注目だ。


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