山本舞香のエロい肩にかぶりつきたい! R−15指定『東京喰種 トーキョーグール【S】』

山本舞香のエロい肩にかぶりつきたい! R−15指定『東京喰種 トーキョーグール【S】』

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映画評論家・秋本鉄次のシネマ道『東京喰種 トーキョーグール【S】』

配給/松竹 新宿ピカデリーほかにて全国公開

監督/川崎拓也

出演/窪田正孝、山本舞香、鈴木伸之、木竜麻生、松田翔太ほか


一昨年の夏に公開された石田スイ原作による世界累計発行部数4400万部超を誇る超人気コミックス『東京喰種 トーキョーグール』の続編。人の姿をしながら人を食らう喰種(グール)≠スちが潜むという設定の東京で、人間と喰種、2つの世界を知る青年が立ち上がる…SFアクション・ホラー仕立てな衝撃作のその後の話となる。



喰種と人間のハーフになってしまった大学生のカネキ(窪田正孝)は、葛藤を抱えながらもトーカ(山本舞香)や喫茶店『あんていく』の仲間たちと一見平穏な日々を過ごしていた。だが、ある日現れた月山(松田翔太)は美食家〈グルメ〉と呼ばれる最悪の喰種だった…。


喰種をおぞましい敵と見ず、人間と同様に守るべき家族や友人がいて、愛や哀しみを持つ生き物として描くことは、このシリーズの骨格。主人公が半喰種になることで、彼らの痛みも分かるようになるという設定は、前回の萩原健太郎監督から今回の川崎監督に手代わりしても踏襲されているのが何より。ヘタなゾンビ映画よりはるかに見応えがある。



肉体のかぶりつきに漂うエロス

松田翔太が、テレビドラマの北川景子主演『家売るオンナ』パート2で見せた、ちょっとゲイっぽい特異なキャラを今回も全開させる。窪田に異様なほど執着し、その血のニオいを嗅ぎ、その血をうまそうに舐めるシーンは、薄気味悪さMAX。思わず窪田が「変態!」と言うと、ニヒルな苦笑いとともに「それは心外だな…」と返すあたり、思わず笑ってしまったほど。


エロいのは、男が女の、あるいは女が男の肩にかぶりつくシーン。喰種の1人・白石隼也が恋人である人間の女性・木竜麻生の肩をガブリとやったり、窪田の肩肉を山本舞香がかぶりつくあたりは、あたかも愛の交歓≠フよう。どうせならセックス・シーンもちゃんと用意してほしかったけどね。一応R−15指定≠ネのだが、これはもっぱらグロテスク場面とバイオレンス描写によるものだろう。


バトル・シーンはなかなか魅せる。特に、松田翔太にタンカを切ってキックを浴びせる山本舞香がカッコいい。背中の真っ赤なヒレ(?)をたなびかせ、小柄だけど火の玉ネーちゃんのような突進力にほれぼれ。ルックスもアンジェリーナ・ジョリーの妹分みたいで好みじゃ。トドメは窪田に譲るものの、それまでの奮闘ぶりは十分敢闘賞に値する。まだまだシリーズは続きそうだが、密かに楽しみにしているオジサンがここにいるぞ、と言っておこう。



【画像】


TeeRoar / Shutterstock


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