窪田正孝、『僕やり』は「ある種の恐怖でした」- 役柄の"疑似体験"明かす

窪田正孝、『僕やり』は「ある種の恐怖でした」- 役柄の"疑似体験"明かす

画像提供:マイナビニュース

カンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』が、きょう19日(21:00〜)に最終話を迎えるにあたり、主演の窪田正孝が、役柄の疑似体験をしていたことを明かした。

5月に始まった撮影を振り返ったトビオ役の窪田は「駆け抜けた4カ月。撮影が終わることは正直寂しいですけれど、1個1個のシーンが濃かったです」と切り出し、「ビルとビルの隙間で、パンツ一丁でドーナツにかぶりつき、逃亡劇をしていた時は、自分自身も追いつめられていったし、(第6話の)ボウリング場でパイセン(今野浩喜)に声をかけられ、4人で再会できたときは本当にうれしかった」と述懐。

また、「大人になり切れず、もがいているトビオを演じることはすごくやりがいがありました。衣装合わせで(高校生の)制服を着た時は『無理でしょ』と思っていたのですが、始まってしまえば一張羅のようになって、自分になじんでいきました。あの制服のおかげで高校生に戻れた気がします」と率直な感想を語った。

「器用ではないので、どうしても役の影響を受けてしまうことはあります」という窪田は、「ずっとモヤモヤが消えないというか、作品のテーマでもある"罪との向き合い方"をずっと考えながらやっていました」という。物語では、イタズラ心で起こした復しゅう計画が爆発事件に発展したが、「殺意をもって殺したわけではないので、余計に他人事のように感じてしまう部分もあったりしたのですが、市橋(新田真剣佑)が亡くなってしまった時に、罪の重さが形を変えてのしかかってきました。ある種の恐怖でした」と、役の疑似体験をしていたことを明かした。

永野芽郁演じるヒロイン・蓮子については「(第9話で)『別れよう、一生会いたくない』と言った時は、トビオの決意を感じました。それと第9話の水族館のシーンでかかったナレーション『無言のままでもいい。そんな関係を愛っていうのかな』というセリフはグッときましたね」と印象に残っているそう。「世の中、好きだけどできないことはたくさんあるし、トビオと蓮子がそれを体現していた」と、"切ない"と話題になったシーンについても語った。

そして、伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセンとのシーンについては「4人でいるときはどんどん自由になっていきました。流れのままにやってみようとする部分は、台本にとらわれない作品の強さでもある」と、チームワークや場の空気感の良さを確認。「若い方が大人になって、『中、高校生の時に何のドラマを見ていた?』という話題になった時にこの作品が出てきたら、本当にこの作品をやった意味があるなと思います。見てくださった方に何か心に刺さるものがあれば幸せです!」と、視聴者にメッセージを寄せた。

前回の第9話のラストでは、トビオら4人がコンサート会場で、爆破事件は「僕たちがやりました!」と宣言するも、何者かに拉致されてしまった。最終話について、カンテレの米田孝プロデューサーは、15通りほどの案を用意したと言い、「原作とは違う、一歩進んだ罪との向き合い方をします。その先をどう生きていくのかを感じられるようなラストで、原作の金城(宗幸)先生にも太鼓判をいただけました!」と自信。

窪田も「僕からもアイデアを出させてもらいました」と明かした上で、「トビオとして、悔いはないラスト。原作を読んでいても違和感もなく、気持ちはスッキリしました」と結末を予告している。

関連記事(外部サイト)