内野聖陽、満州引き揚げに奔走した丸山邦雄を熱演「今やる価値がある」

内野聖陽、満州引き揚げに奔走した丸山邦雄を熱演「今やる価値がある」

画像提供:マイナビニュース

3月24・31日にNHK総合で放送する特集ドラマ『どこにもない国』(全2回 21:00〜)の試写会が5日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の内野聖陽をはじめ、原田泰造、蓮佛美沙子、満島真之介が出席した。

左から蓮佛美沙子、内野聖陽、原田泰造、満島真之介

終戦直後に国家から見捨てられ、旧満州に取り残された150万人を超える日本人の帰国に奔走する民間の男・丸山邦雄の実話をドラマ化。主人公の丸山邦雄を内野聖陽が演じ、複雑怪奇な冷戦下の国家情勢に翻ろうされながらも、奇跡とも言われた引き揚げを実現した戦後秘話を、中国ロケも交えながら壮大なスケールで描く。

試写会が行われたこの日は、インフルエンザで欠席した木村佳乃以外のキャスト陣が登場。今回のドラマを前に初めて満州の引き揚げを知ったという内野は「満州では寒さと飢えと病気と暴力という生き地獄が展開されていたことを改めて知り、そこから150万人もの日本人を救うために立ち上がった男がいたこと自体、凄まじいお話だと思いました。今やる価値があると思い、二つ返事で今回の役をやらせてもらいました」とオファー時の心境を明かしつつ、「敗戦ムードの中、無力感の中にいた男たちが負けない魂で勇気を持って行動したことが僕にパワーをくれたので、視聴者の皆さんにもそのパワーが伝わればと思いながらやらせてもらいました」とアピールした。

丸山と行動をともにする新甫(原田泰造)の妻・マツ役の蓮佛美沙子は「本を読めば読むほど足がすくむ思いで、これを自分が役として体現するには覚悟が必要だと思い、私なりに気合を入れて取り組みました。当時の女性でいう信じて待っている部分を特に女性に伝わったらうれしいな、と思いながら演じさせてもらいました」と振り返り、「楽しい作品ではありませんが、必ず知っておくべきことだと思いました。出来上がりを改めてみて、多くの方に見ていただけたらなと思います」と訴えた。

この日欠席した木村は、内野扮する丸山邦雄の妻・万里子役を演じている。それについても触れた内野は「佳乃さんが演じた奥さんは、一番格好良い女性だと思いました。丸山さんが危険な旅路に出た後、『私は彼を待っているのではない。彼を信じている』という言葉が印象的で、女性として受け身の態度ではなく、彼の生き方に信頼しているところがあり、そういう男女の夫婦の繋がりって素敵だと思いました」と丸山夫妻の姿は、内野にとって魅力的に映ったようだ。

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