イノッチ&有働アナ卒業で民放各局の対応は…フジ攻勢・他局は静観

イノッチ&有働アナ卒業で民放各局の対応は…フジ攻勢・他局は静観

画像提供:マイナビニュース

NHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月〜金曜8:15〜)の井ノ原快彦&有働由美子アナというゴールデンコンビが卒業を迎える今回の4月改編。同時間帯視聴率トップを独走する人気番組の大きな変化に、民放各局はどのように臨んでいくのか。それぞれの改編説明会などから激戦区への戦略を探っていく。

○男女エースアナを投入

大きく動くのは、放送開始20年目を迎える最古参のフジテレビ『とくダネ!』(毎週月〜金曜8:00〜)。メインの小倉智昭キャスターの脇を、伊藤利尋アナと山崎夕貴アナという同局男女エースアナで固めるという積極策に打って出た。伊藤アナが大ボードを使ってニュースを分かりやすく解説するコーナーなどニュースゾーンを拡大し、VTRやスタジオでのプレゼンを強化するという。

番組開始当初から小倉を支え、不在時にはメインを代行してきた笠井信輔アナは続投し、8期下の伊藤アナがMCとして加入することでギクシャクするのではという心配の声もあがるが、関係者は「そのあたり伊藤アナは器用なので、うまくやると思いますよ」という。

その一方で、他の局は概ね静観という構えだ。日本テレビ『スッキリ』(毎週月〜金曜8:00〜)は昨年10月に、エースの水卜麻美アナを投入しており、その効果からか、視聴率は少しずつ上昇傾向。加藤浩次、近藤春菜、さらには山里亮太といったバラエティ色の強い布陣で、引き続き展開する。
○五輪期間中に自己最高視聴率更新

民放横並び視聴率トップのテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』(毎週月〜金曜8:00〜)も、現状維持。同番組は、2月の月間平均視聴率が9.2%、同月第4週の週平均が10.1%と、オリンピック期間中にもかかわらず、いずれも自己最高を更新(ビデオリサーチ調べ・関東地区)する好調ぶりで、赤津一彦編成部長は「『あさイチ』の動向は非常に注目しています」とした上で、「今支持いただいていることを、引き続きやっていきます」と話している。

そして、同時間帯で視聴率的には後塵を拝しているTBS『ビビット』(毎週月〜金曜8:00〜)だが、編成部企画総括の石丸彰彦氏は「2017年は、上期よりも下期のほうが、世帯、ファミリーコア層(13〜59歳)の視聴率も上がってきています」とした上で、「ガラッと変えるというよりは、枠を守りつつ、1つ1つのネタを丁寧に作っていくいうことを現場とやっていきたいと思います」と説明した。
○『あさイチ』からの流入に期待

テレビ東京は平日8時台に情報番組を放送していないが、NHK朝ドラからの視聴者流入を狙って、韓国ドラマ枠『ドラマブレイク』(毎週月〜金曜8:15〜)を編成。縄谷太郎編成部長は「なかなかNHKさんの牙城が強かったんですけど、(『あさイチ』のリニューアルで)少し流出が起こるんじゃないかとは期待しておりまして、そこでの動きを見て次の段階で対応を考えたい」と語っている。

なお、『あさイチ』の新キャスターには、お笑いコンビの博多華丸・大吉と、『ブラタモリ』でタモリのアシスタントを務めてきた近江友里恵アナが就任する。

(C)テレビ朝日 (C)フジテレビ

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