震災から7年、家族を亡くした子どもたちの悲鳴「無感情人間だった」

震災から7年、家族を亡くした子どもたちの悲鳴「無感情人間だった」

画像提供:マイナビニュース

東日本大震災の津波で心に傷を負った子どもの今を伝えるNHKスペシャルのドキュメンタリー番組『誰にも言えなかった 〜震災の心の傷 母と子の対話〜』(NHK総合・21:00〜21:49)が10日に放送される。

震災から明日で7年。しかし、津波で家族を失った子どもたちは、「死にたい。将来は夢も希望もない」「わたしは無感情人間だった。悲しいと言えなかった……」と7年経った今でも悲鳴を上げていた。

釜石で被災した当時3歳の女の子は、津波から逃げる際に飲み込まれる家屋や遺体を目撃し、さらに家族3人を亡くした。壮絶な体験をひとり抱えてきたある日、耐え切れずに感情が爆発。体調不良を訴えて不登校になり、10歳になってようやく胸の内を明かしはじめる。

番組によると津波で家族を亡くした子どもは1800人近く。心身の不調を訴える子どもは後を絶たず、宮城県では不登校率が全国最悪レベルだという。こうした子どもたちは心の専門病院やNPOに駆け込み、親にも打ち明けられなかったトラウマ体験や心情を言葉にすることで震災を受け止めようとしている。

番組では支援の現場に密着。語りはじめた言葉から、最大の被災弱者とされる子どもたちの葛藤を見つめる。

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