<FlowerリレーインタビューVol.1>鷲尾伶菜「好きになったら終わり。コンプレックスがあるからこそ、“もっと”って思える」

<FlowerリレーインタビューVol.1>鷲尾伶菜「好きになったら終わり。コンプレックスがあるからこそ、“もっと”って思える」

モデルプレスのインタビューに応じた鷲尾伶菜(C)モデルプレス

【Flower・鷲尾伶菜/モデルプレス=9月11日】2016年10月、デビューから丸5年を迎える6人組ガールズグループ・Flower。その集大成として、9月14日には初のベストアルバム「THIS IS Flower THIS IS BEST」をリリース、10月21日からは2度目の単独LIVE TOUR「Flower Theater 2016〜THIS IS Flower〜」をスタートさせる。E-girlsの中心メンバーとしても活躍し、今でこそ10代、20代を中心に人気を確立しているが、ここまでの5年、振り返れば、ピンチは何度となく訪れた。今回、モデルプレスではそんな彼女たちにインタビューを実施。6人それぞれに、5年間の道のりを振り返ってもらい、過去の葛藤、メンバーの卒業、そしてこれからの未来、夢…その全てを包み隠さず語ってもらった。インタビューは、リレー形式で配信。第1回目は、ボーカル・鷲尾伶菜(22)。


◆新生Flowerの第一歩

始まりは9人。パフォーマー4人として活動していたFlowerに、「VOCAL BATTLE AUDITION 3 〜For Girls〜」で選ばれた5人が加わり、2011年10月「Still」でシングルデビューを果たした。2013年に実施された武者修行ツアーでは、Happinessとの“対決シングル”と銘打たれリリースされた「太陽と向日葵」(作詞:小竹正人 作曲:Hiroki Sagawa)を引っさげ全国各地を回り、実力を磨いた。同曲をはじめ“切なさ”“儚さ”を表現した楽曲を得意とし、ポップなE-girls、ストリート系のHappinessとも異なる、独自の道を切り開いていった。

そして、現在、3人のメンバー卒業を経て、ボーカル鷲尾伶菜、パフォーマー藤井萩花・重留真波・中島美央・佐藤晴美・坂東希の6人体制になった。このタイミングでリリースされるベストアルバム「THIS IS Flower THIS IS BEST」は、「これがFlower、これがベスト」=「6人で歩んでいこうという決意」。新曲「他の誰かより悲しい恋をしただけ」も収録され、“切なく泣ける楽曲”を武器に、新生Flowerとして次の一歩を踏み出そうとしている。

■〜Flowerの軌跡 Vol.1鷲尾伶菜〜

◆Flowerメンバーとの出会い「偶然というより必然」

5年って考えると、長く感じますが、振り返ると自分の中では短かったなと思います。「あっ5年も経ったんだ」って。メンバーが卒業して、新生Flowerになって、去年は単独ツアーもさせていただいたし、内容が濃い5年間でした。本当に色々あったけど、充実した日々だったなと思えるんです。

私たちって、元々Flowerとして活動していた4人に、オーディションで選ばれた5人が入ってデビューしたグループなので、友人関係からスタートした9人じゃないんです。「初めまして」でグループになる。最初はみんな一匹狼系で(笑)、それぞれの色も強くて、全く友達って感じじゃなかったな。でも、10代後半から20代前半っていう見た目も気持ちも1番変化の大きい時期に一緒にいて、色んなことを経験してきた仲間だから、“一生もの”になると思っています。そうやって考えると、出会ったことは、偶然というより必然だったのかなって、最近は特に思うんですよ。

◆メンバーの卒業を語る「ボーカル1人で頑張っていけるかな?」

メンバーが辞めるって聞いたとき、ボーカルが1人になるって分かったとき、最初は不安でしかなかったです。今までの楽曲を1人で歌い直して、ライブも1人で回さなきゃいけない。ファンの方々に対して、ボーカルが負う責任って大きいと思うんですけど、それを1人で耐えていけるのかなって…。「ボーカルが2人辞めて、この先どうするの?」っていう想いは、メンバー全員が感じたことだと思います。本当にピンチだと思ったし、ボーカル1人で頑張っていけるかな?って気持ちが大きかったです。

実際に、今回のベストアルバムのために2016年versionで撮り直した曲は、難しかった…!ここ1、2年の曲は、相方のパートだけ撮り直しているんですが、デビュー曲は声や表現の仕方が自分も全然違うので、新曲のように歌い直しました。相方がいた頃のありがたさとか、2人だから3人だから作り上げられる世界観とか、1人で表現する難しさとか、痛いほど感じました。

◆「好きになったら終わり。コンプレックスがあるからこそ、“もっと”って思える」

でも、その不安は最初だけでした。レコーディングしたり、ツアーの準備をしたり、目まぐるしい日々を過ごす中で「くよくよくしてる時間なんてない!」って気持ちは徐々に切り替わっていきました。もっともっと1日1日を大切に、レベルアップの時間に使わなきゃ、時間ってすぐに経ってしまうって気が付いたんです。

とは言え、1人で歌った2016年version。自分としては満足できていないんです。小学生の頃からこの声がコンプレックスで、好きじゃない。ただ、私にとってはそれが原動力になっているんですけどね。この声を「好きです」って言ってくださるファンの方の言葉にたくさん励まされてきたので、「応援してくださる方がいる限り、もっと頑張ろう」って思えます。きっと、好きになったら終わりかな。コンプレックスがあるからこそ、“もっと”って思えるんです。ベストアルバムには、今の自分ができる精一杯を詰め込んだので、そこを感じていただければ嬉しいです。

◆Q.5年間を振り返って実感する“夢を叶える秘訣”は?<鷲尾伶菜>

私もまだまだ夢を追っている途中ですが、夢を叶えるために必要なのは「思い続けること」だと思います。デビューしてからも色々な夢が生まれて、メンバーと叶えていく中で、そう実感しています。

私は、「自分がもしこのステージに立ったら…」って、夢を叶えたときの自分やグループ像をイメージすると、次々案が浮かんでくるんです!「もっとこうしたら、将来はこうなれるかもしれない」とか、楽しみも増えていく。HIROさんからも「イメージすることは大事」とアドバイスをいただいたことがあります。目の前のものを頑張ることも正しいけど、将来のこと、未来のことをイメージすることで、前向きになれるから「夢を追わなきゃ」って身構え過ぎず、「もっと楽しいことをやろう!」って気持ちでいることが大切だと思います。

◆次回は重留真波

彼女が背負う重圧は、彼女にしか分からない。Flowerのボーカリストとして、ど真ん中でグループを引っ張っていく。その覚悟がこもった歌声は、これまで以上に切なく力強い。メンバー卒業に「どうしていいか分からないくらい、不安だった」と本音を明かす一方で、未来へと想いを馳せる姿からは、夢へのアツい情熱がみなぎっていた。ありったけのその想いを乗せて…唯一無二の歌声を、もっともっと遠くまで響かせていく。

次回は、パフォーマーでリーダーの重留真波。CDデビュー前よりFlowerのメンバーとして活動し、その歴史のすべてを見てきた彼女が語る。(modelpress編集部)

■Flowerリレー特別企画 

Flowerリレー企画として、メンバーからメンバーへ「今、聞いてみたいこと」を質問。今回は、鷲尾伶菜から重留真波へ!

<Question>鷲尾伶菜「リーダー目線で1番手のかかるメンバーは誰ですか?晴美の忘れ物以外で(笑)」

答えをお楽しみに!

■Flowerプロフィール

EXILEらが所属するLDHが運営するダンススクールEXPGからダンスユニットとして結成。EXILEのサポートメンバーとしてライブに参加するなど活動を開始した。2011年に行われた「VOCAL BATTLE AUDITION 3」で約3万人の中から選ばれた5名が加入し、同年10月に「Still」でデビュー。9月14日には初のベストアルバム「THIS IS Flower THIS IS BEST」リリース、10月21日からは2度目の単独LIVE TOUR「Flower Theater 2016〜THIS IS Flower〜」をスタートさせる。

■鷲尾伶菜(ワシオ レイナ)プロフィール

1994年1月20日生まれ。佐賀県出身。O型。

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