中村蒼、“宮沢さん旋風”受けて思う本音「少しくらいは対抗できた」 新たな挑戦ではイメージ一新 モデルプレスインタビュー

中村蒼、“宮沢さん旋風”受けて思う本音「少しくらいは対抗できた」 新たな挑戦ではイメージ一新 モデルプレスインタビュー

モデルプレスのインタビューに応じた中村蒼 (C)モデルプレス

【中村蒼/モデルプレス=10月8日】俳優の中村蒼(25)が、モデルプレスのインタビューに応じた。7月期のTBS火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」で、「ジミーチュウ」の敏腕広報マン・宮沢綾役を好演し、話題をさらったことが記憶に新しい中村。惜しまれつつも最終回を迎えると“宮様ロス”と悲しむファンが続出したが、10月からはテレビ東京の新土曜ドラマ24「潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス」(毎週土曜24:20〜、10月8日スタート)で主演を務める。前作「せいせいするほど、愛してる」の反響を受けて感じたことや、今作「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」の撮影エピソードを語ってもらった。

「せいせいするほど、愛してる」は、武井咲演じる主人公・栗原未亜が働くジュエリー会社ティファニージャパンを舞台に、滝沢秀明演じる妻帯者の副社長・三好海里との“禁断の恋”、そして複雑に絡み合う人間模様を描いた作品。中村が演じた宮沢は、未亜に想いを寄せる役どころで、ノリの良い性格、軽快な関西弁、そして一途に彼女を想うひたむきな姿が視聴者の心を奪った。

一方、この度新たにスタートする「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」は“刑事×アイドル”の新感覚コメディー。2016年の芸能界を舞台に、ネットテレビ局の勃興、青春映画ブーム、スキャンダルにネットニュースなど、新しい常識・テレビあるあるを取り上げながら、偽のアイドルグループ「デカダンス」が激動の芸能界を潜り抜け、事件を解決していく様を描く。

中村が演じるのは、刑事ドラマに出てくるような熱血刑事になることを夢見ていたが、上司からの初命令で“事件捜査のためアイドルとしてある番組に潜入する”ことになった新人刑事の辰屋(タツヤ)。宮沢とはまた違った魅力を放ってくれることが期待される。

◆中村蒼演じる宮沢さんに女子が夢中!反響への本音

― 「せいせいするほど、愛してる」に宮沢綾役で出演された中村さん。多くの女性のハートを掴んでいましたが、反響をどのように受け止めていますか?

中村:Twitterの声を周りの人に見せてもらったり、ネットニュースで取り上げてくださっているのを見かけたりして「やってよかった」と思いました。始まる前は「どうなるかな?」と不安で、「全然だめかな。難しいだろうな」と思いながらやっていたんです。福岡出身で、関西人になりきれるかも心配でした。

― “宮様”の愛称で、感情移入する視聴者も続出でしたね。

中村:ありがたいですね。恋のライバルとなった滝沢さんは本当に素敵な方。滝沢さんが演じた海里も素敵なキャラクターですし、高い壁でしたが少しくらいは対抗できたかなと思います。宮沢の役をいただけて光栄でした。本当にありがたいです。

― 中村さんにとって「せいせいするほど、愛してる」は、どのような作品になりましたか?

中村:あまりキラキラとした恋愛漫画原作の作品はやったことがなかったので、挑戦となりました。初めてのことだらけでしたが、新しいものに挑戦できてよかったと思っています。

◆中村蒼が今度はアイドルに!本格コメディー初挑戦

― この秋には主演ドラマ「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」が放送されますが、今作はどのような作品になっているのでしょうか?

中村:芸能界あるあるを描いていて、芸能界の裏側がわかります。それから、いろんなものをパロディにしているところもおもしろく、その点も見どころです。かなり攻め込んだギャグを入れてくるので、さすがテレ東深夜といった感じですね。芸能界といっても役者やお笑い、アイドルと異なる点も多いので、僕自身も「こういう感じなんだ」と発見しながら撮影しています。

― また違った役柄の中村さんを見られることに期待しています。

中村:そうですね、全然違いますね(笑)。コメディーということで、人を笑わせることって本当に難しいことだと感じています。改めて、コメディーの難しさを痛感しましたね。ですが、監督からは笑いを狙うよりも、「こうしたらおもしろいだろう」ということはあまり考えずに演じてほしいという言葉をいただいたので、真面目にお芝居をさせていただいている感じです。監督や脚本家さん、プロデューサーさんはバラエティー班で活躍されている方々なので、おもしろさはお任せして、役に入りきって演じるまでです。

― 初のアイドル役ということですが、役作りや苦戦していることを教えてください。

中村:特にどなたかを参考にしていることはありません。また作品も芸能界の裏側を描いている部分が多いので、そういった意味では通ずる部分がありますね。役柄と作品のテンポやリズムには苦戦しています。

― きらびやかな衣装も注目を集めたことかと思いますが、着てみての感想は?

中村:最初は着慣れない感じでしたが…(笑)今ではすっかり慣れました!ほかのデカダンスの4人もよく似合っていると思います。

― 共演者の方とのチームワークはいかがですか?

中村:みんな個性がバラバラですが、いいチームワークができているかと思います。とくに最年長の大東駿介さんのおかげで初日から一気にまとまりました。距離もすぐに縮まりましたね。

― ほかの方の印象をお聞かせください。

中村:テル役の森永悠希くんは、役と同様に子役からこの世界にいる方。とても頼れて、安定感があります。D役の立花裕大くんは、本当に役柄にそっくり。天然なところがあります。20歳になったばかりのショウ役の横浜流星くんは年下キャラで可愛らしいです。

◆これまでとこれから

― 本格的コメディードラマは今回が初めてとなりますが、今後新たに挑戦してみたいことはありますか?

中村:ラジオ番組をやってみたいです。ファンイベントでもお話しましたが、それが夢です。

― 最後に中村さんから夢を叶える秘訣をお願いします。

中村:続けることですかね。僕自身、この仕事を10年続けてきました。夢が叶ったかと聞かれるとそうとは言えないのですが、いろんな人たちのおかげでここまでやってこれました。きっと自分の性格的に、この芸能界に10年もいられる性格ではないと思うのですが、まわりの人たちや出会った監督や共演者の方たちのおかげで今の自分があります。続けるって大変なことかもしれませんが、何かあると信じてやっていくしかないと思います。

― ありがとうございました。

実力派俳優として、さまざまな表情を見せてきた中村。「せいせいするほど、愛してる」での好演で“宮様”旋風を巻き起こしたが、その裏では不安を抱えていた。「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」も、彼にとって新たな挑戦となる。謙虚な姿勢でひたむきに役に向き合う中村は、“宮沢さん”とは違った魅力を放ち、土曜深夜に笑いを届けてくれるはずだ。(modelpress編集部)

中村蒼(なかむら・あおい)プロフィール

1991年3月4日福岡県生まれ。06年に寺山修司原作による舞台「田園に死す」で主演デビュー。その後もドラマ、映画、舞台と活躍中。

昨年はドラマ「無痛〜診える眼〜」(15 CX)で、先天性無痛症で無毛症の青年という難役を見事に演じ、大きな話題を集めた。その他、ドラマ「洞窟おじさん」(15 NHKBSプレミアム)、SPドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」(15 TBS)、時代劇「かぶき者慶次」(15 NHK)、主演映画「春子超常現象研究所」(15)「東京難民」(14)、映画「トワイライト ささらさや」(14)等に出演するなど、幅広い役どころを任される実力派俳優。

2016年7月期のTBS火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」ではジミーチュウの敏腕広報マンを演じ、関西弁に挑戦。10月8日スタートのテレビ東京の新土曜ドラマ24「潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス」では主演をつとめる。

また10月22日には映画「バースデーカード」が公開、11月11日からは主演舞台「さようならば、いざ」(東京芸術劇場シアターイーストほか)がスタートするなど出演作が続々と控えている。

関連記事(外部サイト)