栗原類、発達障害赤裸々告白で「自分をより好きになれた気がします」

栗原類、発達障害赤裸々告白で「自分をより好きになれた気がします」

著書の発売を記念してトークショーを行った栗原類(画像提供:所属事務所)

【栗原類/モデルプレス=10月11日】モデルで俳優の栗原類が10日、都内で著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』の発売を記念したトークショーを行った。

昨年5月にテレビ番組で「僕は発達障害のひとつADD(注意欠陥障害)です」と告白した栗原。今作を「今回の本を作るにあたり、NHK『あさイチ』で発達障害を公表し、とても反響があり角川さんからオファーを頂きました。何とかいい本を作りたかったのですが、自分の昔のことを深く思い出すのが苦労しました」と紹介。「時間はかかりましたが発売されて数日経ち、色々な方々がネットに良い評価や感想を書いてくださっているのを見る事ができて、改めて出版できてよかった」と胸をなでおろした。

また「発達障害を告白して本にするというのは、勇気のいることでは?」といった質問には「僕が発達障害を番組で公表したのは約2年前ですが、テレビのお仕事をする何年も前から自身のツイッターなどで発達障害であると書いたりしていたので、隠しているというつもりは全くなかったですが、今回この本を出すことによって当事者の方々が参考の一部として捉えてくれたら嬉しいです」と答えた。

◆十人十色の発達障害 栗原類の場合は?

発達障害の症状については「色々と症状は異なり僕は集中力がそこまで長続きしなかったり、忘れ物が多かったりとか、遅刻が多かったりが今でもあるのですが、克服方法が色々あったりするので日々積み上げていっていずれ克服できればという長い目で見る意識を持っています。僕の症状もほんの一部でしかないので、まさに十人十色です」と自らの口で説明。

8歳の頃に発達障害の診断を受けたという栗原は、今作の執筆にあたり「僕自身は小さい頃から人にさほど興味がなく、人にも興味がないので自分にも興味がなかったんだと思いました。自分の事なのに全く思い出せなかったので、当時の事とかを母親であったり主治医、学生時代の友人などに細かく聞いて振り返ってみて、こういうタイプの人間だったんだなと自分を振り返る良い機会になりました」と語った。

「普通の21歳の人に比べたら出来ないことが多い」という栗原は「料理などは最初から最後まで自分でやるのは苦手で、母親に横から指導してもらったり、レシピ本などを見たりしながらでないと出来なかったりしますが、そういった事を一つ一つ何度も練習したり積み上げていって、最終的にすべての事を1人でできるようになっていったらいいなと思っています」と意欲的だ。

◆栗原類の恋愛事情は?

また著書の中で「デート写真撮られてもいいよ」というくだりがあったことから「実際そのような気配はありますか?」という質問を受けると「仲のいい人達と積極的にご飯に行く事は増えてきましたが、もともと面識あったりとか尊敬しているという事がベースにあるので、恋愛に発展するというよりは相談ができる仕事仲間や友達というふうに思っています。この本を書くきっかけもそうですが、ここ1〜2年は社会性というか自分から人を誘うという積極的な事が出来るようになった気がします」とコメント。

恋愛に発展する可能性を問われると「それはないですね」と否定し「相手の方も仕事の事を話し合う相手だと分かってはいるので互いに発展する事はないと思っているはずです」と答えた。

◆ピース又吉直樹が帯を担当

帯はピースの又吉直樹が担当。2人の関係を聞かれると「昔からファンで、テレビの仕事を始めた初期の頃に番組で共演する機会があり、楽屋で話しかけたそうにしていたのを又吉さんが察知したのか振り向いでくださったときに唐突に『肩、揉みましょうか?』と言った事がきっかけでメールアドレスを交換したりして、ご飯を食べに行ったり古着屋に行ったりとか仲良くさせて頂いていたのと、又吉さんが今年の春くらいにニュース番組で発達障害の方たちにインタビューをしていたりしたので、この機会に対談させて頂けたらと思ってお願いしました」と今回、又吉が帯を担当した経緯を説明。「『僕をきっかけにして発達障害を知ってもらえたら良い』と仰ってくださったのは嬉しかったです」と喜んだ。

◆著書への思いと読者からの反響

執筆期間は1年弱。「書き方の方法とか、どのように積み上げていくのかだったりが苦労しましたが、色々振り返ったり過去の自分をこうやって本にまとめていくと、自分をより好きになれた気がします」と胸を張り、発達障害の当事者や発達障害の子どもを持つ親に読んでほしいとアピール。また「当事者でなかったとしても諦めかけた夢とか目標とかをまた目指すきっかけになってくれたら良いなと思います」と願いを込めた。

読者からの反響については「勇気付けられたとか心が軽くなった、支えになったという方が多かったので、時間が掛かりましたが良いものが…自分で良いものと言ってしまいましたが(笑)…人が読んで嬉しいと言ってもらえる本ができて本当に良かったなと思います」と受け止めている。(modelpress編集部)

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