水原希子「自分に自信を持ちたい」後悔した経験と自身の改造願望を語る<「クィア・アイ」インタビュー>

水原希子「自分に自信を持ちたい」後悔した経験と自身の改造願望を語る<「クィア・アイ」インタビュー>

モデルプレスのインタビューに応じた水原希子(C)モデルプレス

【モデルプレス=2019/10/17】Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ」の、日本を舞台としたスペシャルシーズン「クィア・アイ:in Japan!」(2019年11月1日全世界独占配信)に出演するモデルで女優の水原希子(28)がモデルプレスのインタビューに応じた。

◆「クィア・アイ」とは

ファビュラスな5人、通称“ファブ5”のフード&ワイン担当:アントニ、インテリア担当:ボビー、美容担当:ジョナサン、カルチャー担当:カラモ、ファッション担当:タンらが、悩みを抱えて自信を失った人たちを大改造して、魅力的に生まれ変わらせる同シリーズ。世界的ヒット、笑いと涙の人生改造リアリティ番組となっている。

特徴は、彼らが全員ゲイであり超個性的で、それぞれの分野のプロフェッショナルであること。その斬新なアイディアや、弱者の立場に立った言葉は多くの視聴者の胸を打ち、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」の評価でも高い評価を得ている。

水原は、ファブ5のガイド役として全4話に出演。特に美容やファッションなどの知識を活かし、ファブ5が日本の料理やファッション、デザイン、美容、メイク、カルチャーを学びながら行う男女4人の大改造をサポートする。

◆水原希子、「クィア・アイ」撮影を振り返る

― ファブ5のみなさんとの撮影はどうでしたか?

水原:楽しかったです!みんなすごくテンションが高くて、個性も強い方たちなので、プライベートでも遊んじゃうぐらい仲良くなっちゃって(笑)。アメリカでは大スターな方たちですが、そんな感じも一切なく、普通に楽しんでしまいました!

― 今回の撮影で初めてお会いしたのでしょうか?

水原:そうです!

― 作品を拝見しましたが、初めてのようには全然見えませんでした!

水原:そうですよね(笑)。結構イエーイみたいな感じですぐに盛り上がってしまって、最初から意気投合しました!

― 今作で水原さんは「日本でゲイと言うと…」という話をしていましたが、実際にファブ5のみなさんと日本で一緒に仕事をしてみてどうでしたか?

水原:そんなこと気にせず、みんな素直にやりたいこと、言いたいことを言っていましたね。やっぱりそこがすごくいいなと思いました。「これカットされるかもしれないけど」「これ使えないかもしれないけど」とか言いつつも、自分が思っていることをバーって言う(笑)。自分たちの人生の一部が“クィア・アイ“だから、ヒーロー(依頼人)と真摯に向き合っている。ただの番組ではなく、彼らの人生の一部なんだなと思いました。

― 水原さん自身、「クィア・アイ」に参加してみて、考え方が変わったりしましたか?

水原:日本で「クィア・アイ」をやるって聞いてどうなっちゃうんだろうって、ドキドキしていました。構成案はいただきましたが、やっぱり想像が全然付かなくて。アメリカの「クィア・アイ」を観ていると共通言語の英語で話しているんですよ。日本語と英語を使うことや、日本とアメリカって本当に文化が違うこと。アメリカって保守的な側面もあるけど、どんどん自由でどんどん開放的になっていて、日本ではゲイということを素直に言えない部分があるけど、アメリカだとみんなオープンにしている。そこら辺の部分をどうやっていくのかなと心配だったのですが、撮影していく中で気が付いたことは「言葉が通じなくても、同じ目的を持っていれば、国境なんか関係ないんだ」と。最初はヒーローの方たちがプレッシャーに感じちゃうんじゃないのかなと思ったのですが、みんな素直に喜んで涙を流しているところを見て、安心しました。

― いい番組を作れたと。

水原:そうですね。日本って結構距離感を考えてしまいがちですが、「クィア・アイ」では関係ないなと。ファブ5のみんながガンガン入っていっちゃって、ヒーローが本当に泣いて喜ぶ姿を見ると、人間同士の関わり合いってすごく美しいなと思いました。

― ヒーローのみんなが美しく変わっていく姿に感動しました。内面ってすごく大事だなと思いましたが、水原さんが考えるキレイの秘訣を教えてください。

水原:私にとってキレイとは、世界中にあるいろんなカルチャーを受け入れてみて、その人の視点に立って理解して、自分の価値観を広げることによって、美の価値観も広がって、美しくなれるんじゃないのかなと思います。多種多様な美しさがあるので、外見も内面も含めて、理解を深めることって大事だなと思いました。すべてに意味があると思うで、汚いと思ったものでも、もしかしたらその中から美しさみたいなものを見いだせるかもしれない。そうやって理解して、良いところを見つけていくことは大事だと思います。

◆水原希子が改造したいこととは

― 今作にちなみ、水原さん自身が改造したいことはありますか?

水原:改造したいことはいっぱいあるんですけど(笑)、1番は自分に自信を持ちたいなって思っています。永遠のテーマなのかなって思うのですが…。私PMSになりやすくて、自分でもコントロールできなくなってしまうんですよね。そういうとき、自信がなくなって苦しいときがあります。あとは、良い意味でも悪い意味でも日本人っぽいところがあって、すぐに遠慮してしまう。アメリカに行くとそれをすごく感じます。ほかの国に行くときは、その国のルールに従って思いっきり踏み込もうと思うのですが、そういう部分になかなか踏み込めないところがあって、遠慮してしまいます。

― そうだったんですね。

水原:日本だと「いいよ、いいよ。私大丈夫だから」ってほかの人に譲ることが多いけど、海外だと「これは私のもの」みたいに積極的に自ら掴みにいくじゃないですか。私もガツガツできなくて、変に良い人になっちゃうときがあるので、いくときはバーンって決められる人になりたいなと思います。

― 文化の違いを感じる瞬間ですよね。

水原:日本にいるとそれが良いことと思われますが、海外に行くと、行くとこ行かなきゃ失礼にあたってしまう。そういうのがアメリカに行くと露骨に出てしまうので、もっと頑張らなくちゃと、決めるときは決めなきゃと思います。

― そういうことで後悔した経験もあるんですか?

水原:先日、ティファニーのファッションショーに行ったときにコン・リーさんという中国の女優さんがいらっしゃっていて、私1番影響を受けた女優さんで、すごく尊敬しているんです。彼女の演技力に魅了されただけではなくて、自分の考え方が変わりました。それくらい大好きな女優さんの1人なんですけど、目の前にいて、この気持ちを伝えたくて、周りからも行ってきなよって背中を押してもらえたのに、行けなくて…。中国の女優さんは自らチャンスを掴みにいくのに、私は遠慮しちゃって。そういう意味でも自信のなさが現れていました。

◆水原希子、夢を叶える秘訣を語る

― 水原さんがこれまで経験してきたことを踏まえて、夢を叶える秘訣を教えてください。

水原:夢を掴んで叶える方法は努力しかないと思います。夢の内容にもよりますけど、自分のやりたいことは努力を重ねるしかないし、続けるしかないと思います。その夢が例え叶わなかったとしても、絶望する必要はなくて、そうやって一生懸命頑張って努力していたら、新たな夢が見つかることもあると思います。ここまで来て夢が叶えられるかもしれないけど、私のやりたいことってこっちかもしれないとか、やってみたら違う景色が見えてくるという繰り返しだと思います。だから、夢を叶えるには努力しかないと思うのですが、1つと決めつけず、いろんな種類の夢を持ったり、変化したりしていいと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

■水原希子(みずはらきこ)プロフィール

女優、モデル、デザイナーとしてマルチに活躍。個人事務所である株式会社KIKOに所属しており、中華圏のエージェントStyle International Management Group Ltd、米国のエージェントCAAと業務提携している。

The Weeknd & Daft Punkが2017年3月9日にリリースし、YouTubeでは2億回以上の再生数を誇るヒット曲「I Feel It Coming」のミュージックビデオ出演。女優活動としては、様々な映画やテレビ番組に出演。2010年、トラン・アン・ユン監督が映画化した「ノルウェイの森」に水原は、菊地凛子、松山ケンイチと共演し、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞にノミネートされた。2015年には、樋口真嗣氏が監督した話題の映画「進撃の巨人」にも出演。

ニューヨーク、ミラノ、パリのファッションウィークではモデルとして。 Alexander wang 2018 SS NYFW など様々なブランドのショーに参加し、2017 ニューヨークで開催されたMET GALAにも招待され、ベストルックの一人にも選ばれる。

また、デザイナーとして、OPENING CEREMONYとのコラボレーションライン「Kiko Mizuhara for OPENING CEREMONY」は数シーズンに渡ってリリースされ、ビヨンセやリアーナも着用した。自身のOKというプロジェクトの中でMINE DENIMやESPERANZAとのコラボレーションラインも発表している。

日本語、英語、韓国語を話すトライリンガルである水原はソーシャルメディアの中でも圧倒的な人気を誇る。インスタグラムでは510万人を超えるフォロワーを持つ。


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