生田斗真“45分間ほぼ一人芝居”の「JOKE〜2022パニック配信!」完成「こういう時代だからこそのドラマ」

生田斗真“45分間ほぼ一人芝居”の「JOKE〜2022パニック配信!」完成「こういう時代だからこそのドラマ」

生田斗真(C)NHK

【モデルプレス=2020/08/08】俳優の生田斗真が主演を務める10日放送のNHKドラマ「JOKE〜2022パニック配信!」(よる10時〜)が完成。生田がコメント寄せた。

◆生田斗真“ほぼ一人芝居”挑戦

ポストコロナの近未来を舞台にした同作。不祥事を機に漫才コンビを解消した芸人・沢井竜一(生田)がTV番組すべてを降板し、自ら“STAY HOME”を選択。AIロボットを相方にして大喜利番組をネット配信し再起を図るが生配信中にかかってきた1本の電話から事態は動き、突如として劇場型犯罪のショーが始まるというストーリーに仕上がっている。

また、45分間ノンストップで生配信されるネット番組『俺んちチャンネル』の映像をベースに視聴者のコメントと電話の声のみで描かれる、主人公“たったひとり”の恐怖の時間を宮藤官九郎氏が描く。

“ほぼ一人芝居”を務める生田のほか、柄本時生、松本まりからが出演する。

◆生田斗真、絶賛「こういう時代だからこそのドラマになった」

同作について生田は「社会風刺もあり、ブラックな部分もあって、本当に宮藤さんらしい作品に仕上がっています」とコメント。また「本来この期間にあるはずの仕事が全部延期になってしまった状態だったので、そこに“一緒に仕事しませんか”というお話をいただけた、そういうタイミングというか、縁みたいなものも感じました」と語った。

さらに「1人の芸人がステイホームで生配信をする中で社会と関わらざるを得ないというストーリーが面白いですし、こういう時代だからこそのドラマになったと思います」と太鼓判を押した。

また“ほぼ一人芝居”を演じたことについては「台本まるまる1冊暗記した感じです(笑)ドラマの起承転結や緩急を自分のお芝居でつけていかなければいけないというのは、かなりチャレンジングだったなと思います」と回顧。

そして「TVをつけても暗いニュースが多く、気が滅入ってしまうことばかりかもしれませんが、このドラマを見ている時間は、安らげる時間が提供できたらと思っています。笑ったり、ドキドキしたり、ハラハラしたりと、楽しんでもらえたら」と呼びかけた。(modelpress編集部)

◆生田斗真コメント

― 今回の企画・台本への印象について。

社会風刺もあり、ブラックな部分もあって、本当に宮藤さんらしい作品に仕上がっています。本来この期間にあるはずの仕事が全部延期になってしまった状態だったので、そこに「一緒に仕事しませんか」というお話をいただけた、そういうタイミングというか、縁みたいなものも感じました。とにかく、1人の芸人がステイホームで生配信をする中で社会と関わらざるを得ないというストーリーが面白いですし、こういう時代だからこそのドラマになったと思います。

― 宮藤官九郎氏の脚本について。

1回読んだだけで、あちこちに張られた伏線がスッと回収されて腑に落ちてしまうような脚本になっていて、宮藤さんはさすがだなと思いましたね。ゲラゲラ笑いながら読みました。

撮影が始まるまであまり日はありませんでしたが、ずっと台本を読んで過ごしていたので、宮藤さんが何を求めているのかを感じながら深いところまで読みこめた気がします。脚本家とのやりとりは、その深いところにあると思っていて。「このセリフはこういう風に言ってください」と直接指示されなくても、全部台本に詰まっているような気がするんです。ある種ラブレターのようでもあり、設計図のようでもあるので、それを読み解くのが楽しい。そういう深いやりとりを宮藤さんとは長年できているような気がします。

― ほぼ一人芝居を演じての感想。

本当にほぼ一人芝居なので、台本まるまる1冊暗記した感じです(笑)ドラマの起承転結や緩急を自分のお芝居でつけていかなければいけないというのは、かなりチャレンジングだったなと思います。長回しで撮影していたので、演劇に近いような感じでした。AIスピーカーや電話とのやりとりは、相手の役者さん全員が現場に来て下さいました。生でやりとりできたので、ちょっとした間とかもリアルになり良かったなと思います。

― 演じた沢井という役柄について。

沢井は不祥事を起こして自粛生活を送っています。「TVなんか出たくないし、ネットで生きていけるし」と言いますが、それは強がりで、悔しさや、さみしさ、誰かとつながっていたいという気持ちがあるんだろうと思いながら演じていました。

芸人なので一発ギャグを披露する場面もあるんですけれど、台本には一発ギャグが文字だけで書いてあるんです。これを普通に読んでも一発ギャグには聞こえないので、家で言い方や動きを考えたのですが、その時は芸人さんって大変なお仕事だなと思いましたね。

― 視聴者へのメッセージ。

TVをつけても暗いニュースが多く、気が滅入ってしまうことばかりかもしれませんが、このドラマを見ている時間は、安らげる時間が提供できたらと思っています。笑ったり、ドキドキしたり、ハラハラしたりと、楽しんでもらえたら。最初から最後まで飽きないで見られるようなドラマになっているんじゃないかなと思います。

◆作・宮藤官九郎氏コメント

今こそやるべき企画なんじゃないか。

「テレビに見切りをつけたお笑い芸人が自宅から動画の生配信を始めると、1本の脅迫電話がかかって来て…」という物語を水田監督と昨年ぐらいから、温めていたのですが、現実の方がどんどん先に進み「テレワーク」「リモート」「ステイホーム」が当たり前になってしまいました。

これは今こそやるべき企画なんじゃないか。何しろ出演者は(ほぼ)たった1人。三密になりようがない。むしろ早くやらないと。見切り発車で書いた割にはうまく行ったと思います。制約を逆手に取った挑戦的なリモートドラマ。

何より、生田斗真くんのスケジュールが空いてた!という奇跡。45分の膨大な(ほぼ)独り言。お楽しみに。

◆制作スタッフ・水田伸生(演出)コメント

初めてのNHKドラマの演出は「ひとり芝居」。難易度高過ぎる…。

沢山の出演者がいれば、その人数分の魅力が集まる訳で、演出の粗も目立たないだろうに。これだけは、とお願いしたのは「リハーサル」。最近のドラマではやらなくなりましたが、間違いなく必要だと感じまして、稽古場で、小道具用意して、はい、びっくりしました。恐るべき生田斗真さん!CMありませんから正味45分、台本86ページ、稽古初日に膨大な台詞の全てを覚えていました!曰く「蜷川幸雄さんの稽古場は初日から立つから(台詞は入れて行く)」とサラリ。なんて格好いいんだ、生田斗真!

実際、撮影時に生田さんのNGは無し。宮藤官九郎さんの振幅の大きなシナリオを活き活きと演じてくださいました。

あ、もうひとつ生田斗真の格好いい話を。劇用の写真撮影日、生田さんの入り時間は9時45分で着替えてメイクして10時、出発時刻は11時…。「早く入って貰って、申し訳なかったね」と謝ったら、「気持ち作ってますから」と笑顔で。いや、ガールズバーで酔っ払ってるだけの「気持ち作る」ような撮影じゃないから!どこまで格好いいんだ…生田斗真!

◆制作スタッフ・訓覇圭(制作統括)コメント

ある日、水田さん、そして宮藤さんから立て続けに連絡が入った。一緒にやって欲しい仕事があるとのこと。なんだか隣り組の御輿を担がせてもらえる感じがしてワクワク。宮藤さん曰く「今までやったことのない挑戦なんで、成功するかどうかは分かりませんが、いいですか?」だそうで、2つ返事。お2人ともいいお歳なのに、この弱り切った時代に「挑戦作」なんて乗っかるしかない。

なんでもコロナ前に考えていた企画らしく、確かに未来を予見していたかのような内容、才能ある人たちはやっぱりすごい。とにかく一刻も早く放送を!ということで怒涛のようなスケジュールを組み、疾走中です。今も続くこのワクワク感を伝えることが、この企画の成功だと信じて、最後まで「挑戦!」。

◆制作スタッフ・仲野尚之(制作統括)コメント

2020年4月9日。新型コロナは日本を席捲し、緊急事態宣言が発動され、日本中のドラマ撮影がストップしました。あるドラマは中止になり、あるドラマは延期を余儀なくされました。5月25日宣言が解除され、慎重に撮影が再開されました。

日々変化するコロナの状況と、それに対応して変化する撮影の状況。そんな渦中に、本作の準備は始まりました。舞台は2年後。リモートワークが浸透した世界。宮藤さんの一筋縄ではいかない脚本を、水田監督が丁寧に具現化していきます。そこに生田斗真さんが加わり、リハーサルを重ねました。ワンセットの閉鎖空間ながら、外では様々な出来事が巻き起こります。撮影はじめ監督と長年組んできたスタッフたちが、的確に準備を進め、撮影はその準備が功を奏し、とても順調に進みました。コロナ禍の中、私達が表現できることは何か?今できる最善を尽くす。

息もつかせぬ45分間、是非楽しんで下さい。

【Not Sponsored 記事】

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