テレ朝田中萌アナ、涙ぐみながら語った転機「素の自分で話せたのが大きかった」<「ABEMA NEWS×モデルプレス」アナウンサー連載Vol.4>

テレ朝田中萌アナ、涙ぐみながら語った転機「素の自分で話せたのが大きかった」<「ABEMA NEWS×モデルプレス」アナウンサー連載Vol.4>

田中萌アナウンサー/「ABEMA NEWS×モデルプレス」アナウンサー連載Vol.4(C)モデルプレス

【モデルプレス=2020/11/25】テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」で24時間365日ニュースを専門に配信する「ABEMA NEWSチャンネル」で活躍する若手女性アナウンサーのインタビュー連載。第4回はテレビ朝日の田中萌(たなか・もえ)アナウンサーが登場。アナウンサー人生の転機になったという「ABEMA Morning」への思いを時折涙ぐみながら語ってくれた。

◆モデルプレス×ABEMA NEWSチャンネル連載

平均年齢26歳、1年目から6年目の多くの若手キャスターがエース級の活躍をする「ABEMA NEWSチャンネル」。

独自の切り口やテーマ性、番組尺、視聴者とのコミュニケーションなど、インターネット配信ならではの地上波とは違う環境に身を置くキャスター陣が感じた担当番組の強みや、同年代にオススメしたい魅力、さらにABEMAでこそ発見できた自身の強みや居場所など…キャスター自身の人となりにもフォーカスしながら、探っていく。

◆テレビ朝日 田中萌アナウンサー

2015年にテレビ朝日に入社した田中アナは現在「ABEMAヒルズ」(平日ひる12時)の水・木を担当。番組開始から2年半担当し、飾らないコメントが“テキコメ(テキトーなコメント)”と愛された「ABEMA Morning」(平日あさ7時)を10月2日で卒業した。

テレビ朝日では「はい!テレビ朝日です」(日曜あさ5時 ※一部地域により異なる)のナレーション、10月より「スーパーJチャンネル」(平日午後4時40分 ※一部地域により異なる)を担当している。

◆田中萌アナ「ABEMA Morning」スタート時は「本当に試行錯誤」

― 2年半担当されてきた「ABEMA Morning」をついに卒業されました。

田中:番組のスタートと同時に私も入ったので、スタッフも皆初めての状態で、私も1人で担当するのは初めてで今思うと放送事故のような毎日をあのときは過ごしていたと思います。番組の内容も決まりきってない状態ですし、色々やってみてはやめて、を繰り返して本当に試行錯誤だったんですけど楽しかったです。

― 一番印象に残っていることは?

田中:地震など災害のときは、番組の内容を急遽変更して実際に被災者の方へ直接電話取材をしたり、いきなり入ってきた情報を見ながら伝えるということもあって、今までにしたことがない経験だったので自分のアナウンサー人生の中でもかなり貴重な経験でした。

◆田中萌アナ「ABEMAヒルズ」で感じている課題

― 「ABEMAヒルズ」はいかがですか?

田中:今年の4月からなのでようやくちょっと慣れてきたくらいなんですけど、「ABEMA Morning」とは違った役割を感じています。ニュースを伝えるというのは変わらないんですけど、私以外にもう1人コメンテーターの方がいて2人で1つのテーマに対して考えを深めていく感じなので、私自身の意見を求められることもあります。今まで自分の意見を発信することはほとんどなかったので難しさはありますね。

― ここまでやられてきて今後の課題などはありますか?

田中:打ち合わせはするんですけど、基本的にコメンテーターの方であったり中継先の方が何を言うか分からなかったり、どんな風な流れで話が進んでいくか読めなかったりするので、もっと相手のコメントを上手く引き取れるようになるのが課題です。放送中に聞いて理解しつつ、こういう風にまとめようと頭の中で整理するのがまだちょっと苦手で、尻すぼみで上手くまとまらない感じになってしまったときはまだまだだなと感じますし、「ああ、今の一言違ったな」とか「もっと違うまとめ方があったんじゃないかな」とか日々反省しながら放送しています。

― そういうときは何を見て勉強したり、参考にされるんですか?

田中:先輩の映像を見て学びます。「モーニングショー」の羽鳥(慎一)さんだったり、「ワイド!スクランブル」の大下(容子)アナウンサーだったり、いわゆるMCの立場の方がコメンテーターの方が言っていることをどう引き取ってその後に続けているんだろうという視点で見るようになりました。先輩方を見ていると無理矢理結論づけたり、頑張ってまとめようとしなくても、意外とちょっと間をあけて次のコーナーに進むだけでも一旦終わった感じになるなとか分かって、そういう色んなテクニックを盗もうとしています(笑)。

◆田中萌アナ、ABEMAで見つけられた素の自分

― 「ABEMA NEWSチャンネル」の魅力はどんなところにあると思いますか?

田中:視聴者との距離がすごく近いと思っていて、コメント欄から視聴者がダイレクトに意見を言ってくれることを常に感じながらできるので、より近く楽しく面白く思ってもらえると良いなと思ってしています。「ABEMA Morning」は視聴者が送って下さったコメントに対して私がコメントを返すコーナーが最後に2分間くらいあって、そこは本当に自由にしていいので素の自分で話せたのが大きかったです。

― 最初は戸惑いもありましたか?

田中:最初はありました。アナウンサーという仕事をしているんですけど、そもそも会話が苦手という意識が根本にあって、最初は「え、視聴者の人と繋がるんですか?私コメント紹介できるかな」と。地上波で2分自由に使えることなんてないので不安でした。今までは、良い意味で綺麗なことというか、まとまったことをちゃんと言おうと思っていたんですけど、そこでは素の自分でお話してみようと思って始めたんです。元々感情が表に出にくいタイプで、例えばおいしいものを食べて「おいしい」と言ったとしても皆から「本当に思ってる?」みたいに突っ込まれるタイプで、それがアナウンサーに向いてないんじゃないかと思ったこともあったんです。でも視聴者の方はそこを面白がって見てくださって、皆優しいし温かいなと思って嬉しかったです。

― それで“テキコメ(テキトーなコメント)”と呼ばれるようになったんですよね。

田中:優しい視聴者の皆さんがつけてくれた言葉だと思います。適当のつもりはないんですけど、やっぱりちょっとした感情の出にくい部分が適当に見えるみたいで。私、適当なのかな(笑)?でもその時間は素で楽しくおしゃべりしようと思っています。

― ABEMAに出演されたことが転機になったんですね。

田中:そうですね。「ABEMA NEWS」チャンネルは若い年次の人が担当していることが多いんですけど、求められることは年次以上のことが多くて自分の力を精一杯発揮しないと上手く行かないことがあるので、元々の力以上のことを求められてそれを発揮できそうな場所を与えていただいているのはありがたいなと思います。

― 「ABEMAヒルズ」でも素のキャラクターを出せていますか?

田中:そんなに機会は多くないんですけど、SNSなどで今流行っているものを紹介する「PicPoP」というコーナーがあって、そのコーナーではより自分の気持ちを素直に表現してみようと思って取り組んでいます。もちろんネタも柔らかいトレンドや、Twitterで話題になっていることを取り上げたりするので、綺麗に小さくまとまるんじゃなくて、コメンテーターの人と楽しく会話していけたら良いなと思っています。

◆田中萌アナ、YouTube企画の反響明かす

― テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」についてもお伺いします。メイク、ダンス、ゴルフなど色々な企画に挑戦されていますが心境はいかがですか?

田中:大学時代の友人や周りの人から「ダンス見たよ」「ゴルフ一生懸命やってるね」とか、結構感想が来るようになって嬉しいです。一発芸のような部分があるので、私としてはいつネタが尽きちゃうかなと思いながらやっているんですが(笑)。

― 皆さんネタは自分で出しているんですか?

田中:会話の中で生まれることが多いです。スタッフと「最近休みの日何してる?」みたいな話から始まって「こんなことしてます」と話すと「じゃあそれやってみようか」とか。逆もあってゴルフは「ずっと道具は買ったもののやってなくて」という話をしたらそこから挑戦する企画になったし、学生時代とか幼い頃にダンスとかバレエの経験がある人はダンスとか、スタッフと話して決めていきます。

― 本業とは全然違うのに皆さん躊躇なくされていてすごいなと思います。

田中:一人ひとりの素のキャラクターが分かって良いですよね。地上波の報道番組だとなかなか人間性を深堀りする機会はないので、YouTubeとかABEMAの一つのコーナーで魅力が広く知られるようになるのは良いことだと思います。

◆田中萌アナの“夢を叶える秘訣”

― お仕事の面でこれから新しく挑戦したいことや、目標を教えて下さい。

田中:「ABEMAヒルズ」を担当していて今考えているのは、原稿を伝えるだけじゃなくてもっと台本のない部分でいかに分かりやすく視聴者の人も交えてテーマに対しての考えを一緒に深めていけるかということです。私もMCとしての力をもっとつけて、コメンテーターの方と視聴者の方と、ニュースがもっと分かる番組を作っていけるよう私自身も携わっていけたらと思っています。

― 最後に田中アナの“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。

田中:私の場合はなりたい夢を思い描いて強く願って叶えるためにはどうしたら良いのかを考えて小さなことでも実践していこうと思っています。アナウンサーになりたいと思ったときもそうで、アナウンサーになることを強く思い描いて自分の中である意味戦略的に足りない部分を明確にしてどう補っていこうかを考えていました。自己分析みたいなものですね。そんなことで何でも叶ったら誰も苦労しないんですけど(笑)、私はコツコツタイプなので意志は強く持って、少しでもその道に近づいていくことだと思います。

― ありがとうございました。

★モデルプレス×ABEMA NEWSチャンネル連載、第5回は住田紗里アナウンサー。

(modelpress編集部)

◆田中萌(たなか・もえ)プロフィール

入社年月日:2015年4月1日
出身地:山形県
出身校:山形東高等学校/明治大学政治経済学部
身長:157p
星座:蟹座

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