ココリコ田中絶句、声優担当も本場ハリウッドの洗礼

ココリコ田中絶句、声優担当も本場ハリウッドの洗礼

映画「バイオレンス・ボイジャー」舞台あいさつに登壇した田中直樹。左は宇治茶監督、右は安斎レオプロデューサー(撮影・大井義明)

ココリコ田中直樹(48)が21日都内で、声優を担当した映画「バイオレンス・ボイジャー」(24日公開、宇治茶監督)の先行上映舞台あいさつに登壇した。

劇画とアニメーションを融合した“ゲキメーション”というジャンルで、作画したキャラクターを切り取り、紙人形劇のように撮影していく異色ホラー映画。田中は主役ボビーの父親ジョージを演じる。

すでに国内外24映画祭に出品され、この日は7月からのハリウッド単館上映が発表された。ただ、声優の田中にとってハリウッド版は、キャラは残っても英語吹き替えのため声の出番がないという残念な発表に。「あ、なるほど」と一瞬絶句し「そうですね、私にとってのハリウッドは遠いですね、すごく遠いところにあります、ハリウッド…」と苦笑いした。

吉本興業製作で、松本人志(55)も声優で特別出演。宇治茶監督(32)は「松本さんの収録とか、すごい僕が緊張してしまって。田中さんが緊張してないわけじゃないんですけど」と恐縮し、「松本さんの1回目吹き込んでもらった時『それでOKです』って、ほとんど何も考えず言ってしまって。でもご本人が『もう1回録り直そうか』って言ってくださって、結局2回録り直して3テイク目を使うことになりまして、良かったなと思いました」と感謝した。

同作はブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭で審査員特別賞、カナダのファンタジア映画祭でアニメ部門の観客賞銅賞を受賞している。作画から編集まで、ほぼ宇治茶監督1人で担当。田中は2年前の沖縄国際映画祭出品を振り返り「このメンバーで『まもなくこの映画が完成します』と言ってから、2年経ったんですよ。本当は平成のうちに完成すると思っていたんですけど、元号またいで令和に。すごく大変な作業を監督1人でされていたので、こんな思いの詰まった作品はないんじゃないかなと思うくらい、監督の人間性が詰まっている。他の作品と違う、うれしい思いがあります」と評しつつ「この作品、きっと公開しないんだろうな、と思っていました」とオチもつけた。

舞台あいさつには司会のバッファロー吾郎・竹若元博(48)プロデューサーの安斎レオ氏(57)も登壇した。