岩井志麻子氏発言でカンテレ謝罪「放送誤りだった」

岩井志麻子氏発言でカンテレ謝罪「放送誤りだった」

岩井氏発言でカンテレが謝罪

岩井志麻子氏発言でカンテレ謝罪「放送誤りだった」

岩井志麻子氏(2013年9月14日撮影)

関西テレビ(大阪市北区=カンテレ)が放送したバラエティー番組で、出演していた作家の岩井志麻子氏が韓国人の気質を「手首切るブスみたいなもの」と表現する発言があり、同局は18日、差別的な意図は否定したものの、「そのまま放送したことは誤りだった」と謝罪した。

番組は「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)で、問題の場面は5月18日に放送された回だった。今年2月に天皇陛下(現上皇さま)の謝罪で慰安婦問題が解決すると発言した韓国の文喜相国会議長が、5月の代替わりの際に祝電を送ったという報道をめぐり、日本の取るべき対応を議論した流れでの発言だった。

その中で、岩井氏は「『手首切るブス』みたいなもんなんですよ」と韓国を表現。さらに、国家間を男女関係にもたとえ「(韓国が)『来てくれなきゃ死んじゃうから』って言って、中国とか北朝鮮は『死ねば』と言っちゃうけど、日本は『そんなこと言うなよ、お前のこと好きなんや』って」などと説明していた。

番組は生放送ではなく、編集での放送。同局によると、放送後からここまで「複数件の視聴者からの意見をいただいた」とし、批判の声が寄せられたという。

これを受け、同局はこの日、「この表現をそのまま放送したことは適切な判断ではなかったと考えています」と謝罪した。

放送前は「差別的な意図はない」と判断し、編集でカットはしなかったが、放送後に意見を受けて、社内で協議したといい、その結果「多様な感じ方をされる視聴者の皆さまへの配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性がある表現であり、そのまま放送するというのは誤りだった」との結論に至ったという。

さらに「視聴者の皆さまへ申し訳なく思い、反省し、今後は多様な皆さまへの人権の配慮といった放送の価値を重んじられる番組作りをしていきたい」と反省の弁も続けた。

今後も番組は継続するが、放送内で、この問題に触れるか否かは「対応は決まっておりません」とした。