阿部寛「まだ結婚できない男」11・5%の好発進

阿部寛「まだ結婚できない男」11・5%の好発進

弁護士の吉山まどか(吉田羊=左)に自分を非難するブログについて相談する桑野信介(阿部寛)(C)カンテレ

8日に放送された阿部寛(55)主演のフジテレビ系連続ドラマ「まだ結婚できない男」(火曜午後9時)の初回の視聴率が11・5%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。関西地区は15・7%だった。

前作「結婚できない男」以来、13年ぶりの続編。阿部演じる独身の建築家、桑野信介は偏屈で皮肉屋で、阿部は「どういう風になるのかと思ったけど、楽しくやらせてもらっています。変わっていなくて、心地よい。結構言いたいことを言うので、この役をやっているとストレスがたまらない」と話していた。

桑野は腕のいい建築士。ルックスもさることながら収入も人並み以上だが「メリットがない」という考えから結婚の経験はなく、おまけに偏屈で皮肉屋、プライドが高くこだわりも強いので、恋人をつくることもなく、気楽なシングルライフを送っていた。

母の桑野育代(草笛光子)と妹の中川圭子(三浦理恵子)は、桑野の性格を嘆くが、唯一、義弟の中川良雄(尾美としのり)だけは良き理解者だった。さらに、かつての部下で、現在は共同経営者の村上英治(塚本高史)も、長年の付き合いから、桑野の性格を熟知していた。

そんなある日、日課のエゴサーチで、自分を非難している「やっくんのブログ」の検索ランキングの順位が上がっていることに気がつき、桑野は怒りをあらわにしていた。近所にたまたま事務所を構えていた弁護士の吉山まどか(吉田羊)に相談するが、例のごとく、偏屈な発言を連発する言動に、まどかは戸惑いつつも「敵を作りやすい」とチクリ。しかし嫌みなど意に介さない桑野は後日、まどかの弁護士としての実力を測るべく裁判所を訪れ、驚くまどかをしり目に離婚裁判を傍聴した。

まどかは、夫からの離婚の申し出に同意しない妻・岡野有希江(稲森いずみ)の代理人で、この日は原告である夫の浮気が争点になっていた。しかし、浮気を決定づける証拠はなく、有希江は圧倒的不利な状況。閉廷後、偶然トイレで原告の夫と弁護士の話を聞いてしまった桑野は、「お金よりも平穏な暮らしがしたい」と和解の提案を受け入れようとする有希江に「和解はどうかな…」と、余計な口出しをしてしまう。

一方、桑野が暮らすマンションの隣の部屋には、若い女性、戸波早紀(深川麻衣)が引っ越してきた。早紀は、荷物をジロジロ見て話しかけたり、大音量でクラシックを聴いたりするそんな桑野に戸惑っていた。