【まんぷく】安藤サクラ、育児と“朝ドラ”ヒロインの両立「自分の家族じゃなかったらできなかった」

安藤サクラ、育児と“朝ドラ”ヒロインの両立 夫の柄本佑や、母の安藤和津氏も助言

記事まとめ

  • 安藤サクラ主演『まんぷく』に、長谷川博己、松坂慶子、内田有紀も出演する
  • 安藤は2017年6月に第1子となる女児を出産し、育児と多忙な朝ドラのヒロインを両立
  • 安藤サクラの父は奥田瑛二、母は安藤和津氏、夫は俳優の柄本佑で、柄本明が義父となる

【まんぷく】安藤サクラ、育児と“朝ドラ”ヒロインの両立「自分の家族じゃなかったらできなかった」

【まんぷく】安藤サクラ、育児と“朝ドラ”ヒロインの両立「自分の家族じゃなかったらできなかった」

10月1日スタート、連続テレビ小説『まんぷく』ヒロイン・今井福子を演じる安藤サクラ (C)NHK

NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』(月〜土 前8:00 総合ほか)。「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描く本作で、ヒロイン・今井福子を演じる安藤サクラ。2017年6月に第1子となる女児を出産し、育児の真っ最中ながら、多忙な朝ドラのヒロインを両立させている。女性の育児と仕事の両立は、現代の日本社会において大きな課題でもあり、事情は人それぞれだ。安藤の場合も、オファーを受けてから、「やる」と決断をするまでには大きな葛藤があった。

 『まんぷく』のヒロインに――オファーの話を聞いたのは、出産から約4ヶ月後の昨年10月頭。「ちょうどその話を伺う日の朝、子どもを抱きながら『わろてんか』を見ていて、すごく憧れていた朝ドラだけど、私は子どもを産んだし、この世界にはご縁がなかったな、なんてことをしみじみと思っていました」。

 その数時間後、まさかのオファーに「うれしさでしびれた」反面、「子どもを産んだら子育てに専念すべきだと思っていたので、このタイミングでできるわけがないって。ものすごく悔しくて、この悔しさをどうしたらいいか悩みました。育児のために仕事上のチャンスをあきらめたとか、この子がいなかったらやっていたとか、絶対に思いたくない。朝ドラのヒロインをやらなかったことをネガティブな出来事にせず、ハッピーに転換するにはどうしたらいいか、考えたけどどうしてもできなくて」と、当時を思い出すだけで「泣いちゃいそう」。

 子育て中の女性で、同じような葛藤や不満に苦しんだことがある人は多いだろう。幸いにも安藤は今、仕事をあきらめることなく子育てもできていて、「とにかく幸せです」。それを可能にしたのが、家族の理解とサポートだ。安藤自身、「自分の家族じゃなかったらできなかった」と話す。

 すでによく知られていることだが、安藤の父は俳優の奥田瑛二、母はエッセイストの安藤和津、姉は映画監督の安藤桃子。2012年3月に結婚した夫は俳優の柄本佑。俳優の柄本明が義父、女優の角替和枝が義母。全員が現場を熟知している。

 まず夫の佑に、朝ドラヒロインのオファーがあったことを打ち明けると、「できるかもしれないよ、考えてみなよ」と背中を押してくれたという。佑は『まんぷく』と同じ大阪放送局制作の連続テレビ小説『あさが来た』に出演しており、「すごく具体的なアドバイスをくれた」。

 「夫の両親も私の父も役者という仕事をしているので、みんなから『なんでやらないの?』といった感じでした。私の母も仕事しながら私を育てて、私はそこに対して何の疑問も抱いていなくて。義理の母には『これをやらないんだったら、仕事やめちゃいなさい』とすごく強い言葉をもらって、女優をやっていて3人子どもを育ててきた義理の母がそう言ったっていうのはものすごく、心強くて。それは覚悟を決めるひと言になりました」。

 安藤の家族の中で忘れてはならないのが、“娘”の存在だ。「かあちゃんになって、パワーがみなぎっています。心も体も疲れ切って演じていたら、出てくる表現も違ってくると思うんですが、皆さんのサポートもありますし、日々の生活含め、すべてがエネルギーに満ちあふれているような感覚があって、自分自身も驚いています。朝ドラヒロインという役割もいまだからこそできていると感じます」。

 子育てしながらでも働きやすい“職場(撮影現場)”を実現するべく、NHKも全面的にバックアップ。「それはもう、ありがたいの騒ぎじゃないです。育児中の女優を起用したからサポートします、という感じではなく、受付のお姉さんも大御所の俳優さんも掃除のおばちゃんも、接する人みんな、思いやりがあって、みんなで育ててくださっている感じがします。私も、娘も、特別な時間をいただいているなって。1分、1秒が愛おしいと、セットの中で噛み締めています」と、話していた。

■第1週「結婚はまだまだ先!」(10月1日〜6日/第1回〜第6回)

 舞台は昭和13年、大阪。三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱいに受けておおらかに育ったヒロイン・今井福子(安藤サクラ)は、女学校卒業後、ホテルで電話交換手として働き始める。父を早くに亡くし、家計を支えてきた長女・咲(内田有紀)の結婚が間近に迫ったある日、母の鈴(松坂慶子)が突然の腹痛を訴え、福子は鈴の病状に振り回されることに。一方、福子は咲のために結婚式で特別な出し物を用意したいと考え、写真をスクリーンに映し出せる新型の幻灯機のうわさを耳にする。幻灯機を開発している工房を訪れた福子は、立花萬平(長谷川博己)と出会う。のちに福子の夫となり、20年後、世紀の大発明を共に成し遂げる運命の相手だった。

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