オウム真理教「地下鉄サリン事件」捜査の舞台裏 ドキュメンタリードラマで真相に迫る

オウム真理教「地下鉄サリン事件」捜査の舞台裏 ドキュメンタリードラマで真相に迫る

フジテレビ『直撃!シンソウ坂上』でオウム真理教「地下鉄サリン事件」捜査の舞台裏をドキュメンタリードラマ化(C)フジテレビ

俳優の坂上忍がMCを務めるフジテレビ系『直撃!シンソウ坂上』が、あさって4日に『直撃!シンソウ坂上SP独占スクープ! サリン事件極秘資料―オウム“天才”信者VS伝説の刑事―』を放送(後7:57〜9:54)。今年7月、教祖の麻原彰晃こと松本智津夫・元死刑囚を含めた13人の死刑が執行され、大きな節目を迎えた「オウム真理教事件」の中から、1995年に起きた「地下鉄サリン事件」を取り上げる。

 今回番組は、「オウム真理教事件」を取材し続けているフジテレビ報道局と協力体制を構築。独自取材を続ける中で、「地下鉄サリン事件」の解決の裏側には、ロス疑惑、トリカブト保険金目的殺人事件、そして宮崎勤・元死刑囚による東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件など、昭和の犯罪史に残る数々の事件を担当してきた“伝説の刑事”大峯泰廣(おおみね・やすひろ)氏と、“天才信者”と呼ばれたオウム真理教第二厚生省大臣、土谷正実・元死刑囚との息が詰まるような緊迫した取り調べがあったことを突き止める。

 さらに、一連の毒ガス事件の「中枢」とされ、サリンの生成を担った土谷・元死刑囚に関する極秘資料を独占スクープ。当時の報道映像も駆使しながら、“伝説の刑事”と“オウム天才信者”の知られざる攻防をドキュメンタリードラマで描く。キャストには、大峯刑事に金子ノブアキ、事件を取材するテレビリポーターに秋元才加、大峯刑事の相棒の刑事に高橋努、騒動の渦中に刺殺された当時の教団ナンバー2・村井秀夫氏に大浦龍宇一、そして土谷・元死刑囚に吉田宗洋と豪華な顔ぶれが集結した。

 ドラマでは、番組が独自入手した土谷・元死刑囚に関する極秘資料をもとに、逮捕された経緯、取調室内での大峯刑事と土谷・元死刑囚との緊迫したやり取り、そして徹底して黙秘を貫いていた土谷・元死刑囚がサリンを作ったと供述するまでの複雑に入り組んだ心理的葛藤などを紹介。教祖である松本・元死刑囚への強い信仰心から、取り調べでは完全黙秘を貫いていた土谷・元死刑囚から自供を引き出した大峯刑事による法的にギリギリの一手、サリン生成の際に村井氏や中川智正・元死刑囚との間で交わされた生々しい会話などをひも解いていく。

 昨年放送された『衝撃スクープSP?30年目の真実〜東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯?〜宮崎勤の肉声〜』と同じく、大峯刑事を演じる金子は「一俳優として、同じ人物を演じさせて頂くのはすごく光栄です。大峯刑事が、それほど多くの事件に関わってきたということですので改めて感服いたしますし、僕自身が演じさせて頂くこともいまだに信じがたいです」と謙そん。

 演じるにあたっての心がけについては「この作品は、多くの方々が被害に遭われ、お亡くなりになられている本当の事件を扱っていますので、それによって運ばれてくる空気感には身も凍る思いです。事件のご遺族、被害者の方々がいらっしゃるということを念頭に置きながら、祈りをささげる思いで演じさせていただくことを何より心がけています。俳優にはそれしかできないと思います」とコメント。「死刑が執行されても、ご遺族の方々や被害者の方々にとっては終わりではないのですが、少しでもその方々に寄り添えたらと考えています」と呼びかけている。

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