池上彰、手厳しい質問は他のジャーナリストへの“激励”「どんどんその調子でやってくださいね」

池上彰、手厳しい質問は他のジャーナリストへの“激励”「どんどんその調子でやってくださいね」

(左から)大江麻理子キャスター、池上彰氏

10月31日に衆議院議員選挙の投開票が行われることを受け、テレビ東京では同日午後7時50分より、4時間にわたり衆院選SP『池上彰の総選挙ライブ』(後7:50〜)を生放送する。それに先駆け、メインキャスターを務めるジャーナリスト・池上彰氏と大江麻理子キャスターが20日、リモート記者会見に出席した。

 “池上彰×テレビ東京”のタッグで行われる選挙特番も、開始から11年。池上氏による歯に衣着せぬ政治家への中継インタビューや、ユーモアあふれる切り口で描かれる候補者のプロフィール紹介などが話題を呼び、これまでに『菊池寛賞』や『ギャラクシー賞優秀賞』などを受賞、視聴率も好調に推移してきた。

 池上氏といえば、選挙特番のたび歯に衣着せぬ質問を候補者らにぶつけ、その様子が“池上無双”と呼ばれるほど大きな話題となっている。池上氏は「歯に衣着せぬ質問をやるようになり、ほかのメディアもだいぶやるようになった。先日の日本記者クラブでの各党党首への質問は厳しいものも出ていた。みんな歯に衣着せぬ質問をするようになってきたんじゃないかなと。それはとても良いことだと思いますね」と“変化”を語った。

 いまだに不祥事が続く政界について、ジャーナリストとして無力感を感じることはないかという質問に対しては「政治特番で政治家に厳しい質問をしていますけど、一石を投じているに過ぎない」と説明。「それ以外のさまざまなテレビ、新聞、ネットのジャーナリストがどれだけ政治を監視するのか。政治家を監視し、厳しい質問をしていくのか。それが汚職とかさまざまな問題を封じることになる。私があくまでも一石を投じているだけで、私が言って世の中が変わらないからと言って無力感は感じるほど、大それたものは持っていない」と笑みを浮かべた。

 続けて「まず一石を投じ、『さぁ、他のジャーナリストの人たちもどんどんその調子でやってくださいね』と激励していると考えていただければいいんじゃないかなと思います」と狙いを明かした。

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