【コスプレビフォーアフター】元『egg』モデルも告白、コスプレが変えた“意識改革”と“仲間との繋がり”

【コスプレビフォーアフター】元『egg』モデルも告白、コスプレが変えた“意識改革”と“仲間との繋がり”

【右】元『egg』モデルのコスプレイヤー・はーたら(秦野真由美)さん【左】コスプレイヤー・鹿さん

世界に誇る日本のポップカルチャーとして、多くのアニメ・漫画ファンに親しまれている「コスプレ」。普段の自分とは異なる“別人に変身できる”点がコスプレイヤーたちを魅了して止まないという。今回、鹿児島県出身の鹿さんと、元『egg』モデル・はーたらさんにインタビューを実施。上京して成長した“コスプレ意識改革”や、仲間と“合わせ”を楽しむ理由について聞いた。

■鹿児島はカメコが少ないから、「一眼レフを持っていると“神”扱い」(鹿)

 コスプレ活動をするきっかけを鹿さんに聞くと、「学生時代に読んでいた『週刊少年ジャンプ』(集英社)と即答。当時、連載中の『ディーグレイマン』のアレン・ウォーカーが好きで、ネットでキャラのことを調べていると、可愛いレイヤーの写真も出てきたのだそう。

 「素敵なレイヤーさんだったので、『私もこんな風になりたい、近づきたい』って思ったのが、レイヤーをはじめるきっかけでした」

 そんな鹿さんの地元は鹿児島。イベントの頻度も多くはないため、1回のイベントにかける意気込みは相当高かったようだ。「鹿児島は2〜3ヵ月に1回くらいの頻度でしかイベントがなかったので、みんなそれに向けて頑張る感じで、絶対に出るぞ!って気合入っていました。だいたい200人くらい集まりますが、東京とかみたいに会場が広いわけでもなく、狭い中でやるので会場内は暑くて大変でした(苦笑)」

 その後、上京して都内のイベントに参加するようになると、東京と地方の“コスプレ文化の違い”を感じたという。

 「鹿児島は“野良のカメラマンさん”がいなくて、身内で写真を撮りあっていました。東京だとカメラマンさんが行列を作って撮影をしますが、鹿児島ではレイヤー同士で撮影するため、仲間の中に一眼レフカメラを持っている人がいると「神!」と崇められていました(笑)」

 カメラマンがいなかった鹿児島の頃と比べて、レイヤーとしての楽しみ方も変化していると鹿さんは語る。

 「鹿児島のころと違って、今はより多くの人に撮影してもらえるので、もっと『可愛くなりたい』って気持ちが強くなりました。コスプレの環境もガラっと変わって、引っ込み思案の自分も変わってきました。だから、『コスプレをすることで自分を変えられる』ってことも、活動を通じて伝えていきたいと思います。

■まずは「何でもやってみる」という“ギャル魂”(はーたら)

 10代の頃から読者モデルの活動をしていた、はーたらさん。いまもモデル活動を続けながらコスプレをしているのだそう。

 「以前はギャル雑誌の『egg』(現在、休刊中)に出ていました。当時、黒肌に挑戦したこともあったから、将来シミにならないか心配です(笑)」

 ギャルをやることと、コスプレをやることの関連性はあるのだろうか?

 「ギャルをやるきっかけは、『egg』のトップモデルだった川端かなこちゃんに憧れていたからです。16歳の頃にモデルになって、4〜5年は『egg』に出させてもらいました。コスプレのような“変身願望”って考えはなくて、単純にギャルへの憧れが強かったんだと思います」

 コスプレ活動をするようになったきっかけは、一昨年の『夏コミ』だったとのこと。もともとライブ活動の時にボカロの初音ミクや鏡音リンの衣装を着たりしていたため、コスプレへの不安はなかったそう。また、仲間との“合わせ”撮影をすることが何より楽しいと笑顔で語ってくれた。

 「今だと3人でやることが多いんですが、一緒に“合わせ”ができる作品を探すときは盛り上がりますね。最近だと『銀魂』の神楽をやりましたが、この時も楽しかったです。レイヤー活動はあくまで仲間と“繋がる”ための趣味としてやっています」

 続けて、コスプレ活動は“自分が表に出る”のが目的ではないと強調した。

 「『egg』の読者モデルの頃から、自分が「有名になりたい」って考えは特になくて、大好きな『egg』や読者モデルの仲間たちと関わっていたい、という思いでした。今もコスプレ活動は仕事というよりは趣味で、コス仲間と繋がるための“きっかけ”や“ツール”だと思っています」

関連記事(外部サイト)